弟が国民健康保険に加入する際に、保険証がすぐに発行されるか否かをとても気にしていた夫。入院費用を払うときに、無保険になるのが一番困りますから、多少気持ちはわかります。
ただ、人間には思い違いがつきものです。弟は多分古い情報を見て、保険証が手元に届くのに数日かかる、と思ったのでしょう。
しかし、いくら思い違いをしていたとしても、実際に窓口で手続きをすれば、保険証がすぐに発行されます。私は自分の経験から、このことを知っていたので、夫に大丈夫だと言ったのですが、夫は納得しませんでした。
次の日には弟も正しい認識をしたようだったが
結局、弟は次の日に役所に直接問い合わせをしたようで、「国民健康保険の保険証は即日交付だそうです」とメッセージで知らせてきました。もう、夫は鬼の首を取ったような有り様で「ほぅら見ろ!俺の言った通りだっただろう」などと言っていました。
でも、これそんなに重要なことでしょうか。先程も言いましたが、国保の保険証が即日交付なのは窓口に行けばわかることです。お前は勘違いをしている、間違っていると言うことに何の意味があるのでしょうか。
それに入院費用の支払いは、弟の職場の社会保険でできることがわかりました。これは問い合わせの結果、弟が6月14日まで在籍していることが判明したためです。弟はこのことについて、自分で電話で話しており、たまたま面会に行った夫がそれを聞いていました。
だから、最初から社会保険で支払いができるのでは?と弟に言っていたのですが、どういう記憶の状態だったのか、弟は「会社とそんな話はしていない!」と言って、早く国保に入らないと…ということになったそうです。夫もそれで、国保加入にこだわっているのかもしれません。
弟は入院のショックで記憶があやふやになったのか、それとも以前の病気(脳梗塞)の影響が出たのか…弟の状態は心配ですが、とりあえず支払いの心配はひとつ減ったわけです。
我が家が入院費用を出すのはかわりませんが、全額自費で支払うのか3割負担になるのかでは、金額が大きく違いますから…
本当に大切なのは何かを考えた方が良い
それでも夫は「俺の言ったことが正しかった、俺はちゃんと弟に言ったぞ」と繰り返しています。この兄弟、大丈夫ですかね。大切なのは何かを言った言わない、ではないでしょう。弟の心配をしなくても良い状態にするのが大切なのではないでしょうか。この際国保の保険証がいつ出ようが関係ない!
本当に誰か(プロがいいな)が間に入ってくれると良いんですが…
そして弟の体だけでなく、精神の方も心配です。弟はうつ病ではなく双極性障害ではないのか…このままではまた、躁状態のときに何かをやらかしそうです。それをいくら言っても夫は「そういう性格だから」と取り合ってくれません。
夫ももしかすると、一番大変なことから目をそらしたいのかな…だから国保の保険証の交付日のことばかり言うのかな。見ているとイライラしますが、私の実の弟ではないので静観しています。というか、静観するしかない状態です。


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