昨日は参議院議員選挙だったので、投票に行ってきました。私が住んでいる地区内で投票所は1つだけ。家からは徒歩20分くらいかかるため車で行きましたが、駐車場に入るのに車が列を作っていて驚きました。
周辺にも明らかに投票を終えた人、これから投票する人がたくさんいました。今まで、投票に行ってもこれだけの人たちがいるのを私は見たことがありません。今回は人々の関心が高いのか?と思いましたが、どうでしょうか。
このままでは怖い社会になってしまう
私は先日の記事で外国人流入問題や少子化対策について、ちょっと偏った発言を繰り返す政党があり、怖いと思うと発言しました。
そんな人たちが政治の舞台で力を持つのはいかがなものか、と思いました。この偏った意見が世間の正義になってしまうのは、怖いし嫌ですが、私にできるのは、ほかの政党に投票することでした。
だから投票に行ったのですが、今朝起きてみると私が怖いと思っていた党が大躍進しているではありませんか。
短期間に急速に議席を伸ばしているのですから、これから国会の中でも存在感を増すことでしょう。なぜ、こんなことになるのか…。
どうすれば私たちは幸せになれるのか?
本当に外国人を追い出せば、日本人は幸せになれるのか?
若い女性を優遇すれば、子どもがたくさん産まれて、日本の人口減少は止められるのか?
今、日本人がやりたがらない仕事の多くを外国の人たちが担っていますが、それもすべて失くしてしまった良いのでしょうか?ただでさえ、エッセンシャルワーカーは不足しているというのに。
子どもを1人産んだら毎月10万円給付。これで本当に若い女性は子どもを産むのでしょうか。なぜ女性が、子どもを産みたがらないのかを放置しておいて(育児の負担が女性だけに大きくかかってくるからだと思う)、10万円あげるからいいでしょう?というのは、あまりに乱暴だと思います。
これ、放っておいたら若い女性は子どもを産むべき、と言う考えがスタンダードになったりはしないでしょうか。お国のために立派な子を産めと言ってた戦前・戦中の考えに逆戻りではないかと思うのですが、違いますかね?
1人の力は小さいけど
本当は私もわかっているんです。私1人が選挙に行くか行かないかで、そんなに大した違いはないって。しかし、これは違うと思った流れには精一杯抗いたいです。私が怖い、嫌だと思う社会になったとき、できることはしたと思えるなら諦めもつくかもしれません。
実は私、数年間選挙に行っていませんでした。再び選挙に行くきっかけとなったのは、娘の在学中にPTA役員を一緒にやった人が公明党の支持者だったことです。
公明党の支持者の方は、選挙前になると「よろしく~」と言ってきますよね。これで『こんなにお願いされるなら、また選挙に行ってもいいな。票を捨てるよりはいいだろう…』と思うようになったのです。
最初は単にその支持者の人があまりに一生懸命だから、選挙に行っていたのですが、今は自分のためだと思えるようになりました。今回当選した方々は莫大な得票数を獲得しましたが、それも元をただせば1人が投票した1票です。
1人の力が集まって誰かの背中を押すことができる、それが選挙なのだと思います。だから、票を捨てるよりは、選挙に行って活かしたいです。
公明党の支持者の方が、私にきっかけを与えてくれたことには感謝しかありません(私は信者ではありませんし、これからも信者にはなりませんが)。


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