最近、ブログを読んでいて心に残った言葉があります。それが「人生の経過率」です。
大人になって年を重ねるとともに月日が経つのが早いと感じる人は多いでしょう。その体感を考慮して、自分の年齢では人生の何%が経過しているのか、を調べられるサイトがあるのです。
61歳にして人生がほとんど終わっている?
私は来月61歳になります。それで計算してみると経過率は93.917%。いやぁ、もうほとんど残りがないですね。しかし、これは自分が感じる時間の速さを加味した上での94%です。体感時間を増やす試みをすれば、もっと人生の残り時間が増えるらしいです。
大人になると毎日が同じことの繰り返しになるため、時間が過ぎるのが速く感じられるようになるとか。イレギュラーなことを生活の中に組み込めば、体感時間が長くなり、人生の残り時間が増えるという寸法のようです。
ただ、人間はイレギュラーなことを嫌う傾向があるのも事実です。私に関して言えば、毎日決まったところを決まった時間に掃除できないだけで、かなりイライラします。イレギュラーなことを生活に組み込むにはかなり勇気が要りそうです。
う~ん、どうしましょう。こうなったら、残り6%となった人生を駆け抜けるのも良いかもしれません。今、私が持っている様々な不安(娘たちの行く末とか、生活費の不安とか、夫の弟たちのこととか)。これらも私の人生が終わった後までは、私を脅かしに来ないでしょう。
どうせ死ぬまでのことだと思えば、かえって前向きに不安の種に向かい合えるような気もします。
まるで心に残らない人生というのも…
ただ、今の毎日が同じことの繰り返しの状態は、まるで心に残りません。夫と話していて「あれっていつのことだっけ?」という話になったとき、二人ともまるで覚えていないことが多いです。
毎日同じ過ぎて、昨年のことだか3年前のことだかわからなくなっているようです。その時々で一生懸命に生きているつもりですが、これほど心に残っていないということは、私の人生って一体…
今の私は自分で考えたこと、やったことを自分のブログを読んで思い出す始末です(振り返りにブログは便利です)。やはり、少しはイレギュラーなことを生活に組み込むよう、考えを改めた方が良さそうですね。
時間は自分の思い通りにしたい
それにこのまま人生を歩んでいくと、もっと体感時間が速まることになるようです(年を取れば取るほど体感時間は速くなるから)。いくらなんでも、それはちょっと怖いし、第一あまりに体感時間が速いと時間に追われてあくせくすることになりそうです。
自分の時間は追うでも追われるでもなく、自分の思い通りに使っていきたいものですよね。しかし私にとってイレギュラーなことって、何でしょうね?何をしたらいいんだろう…


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