昨日でいわゆるお盆はお終いになりました。我が家の地域ではお盆は7月23日から25日までの3日間なので、一般的なお盆はピンときませんが…
昨日は夫がわざわざ仕事の休みをとってくれたので、実家のお墓参りに行きました。
今回は夫が事前に私の弟にも声をかけよう、と言ってくれたので、久しぶりに弟夫婦に会うことができたのです。
6年ぶりに会ってみて
弟が結婚すると言って、我が家に妻となる女性を連れてきたのが2019年。その後、コロナ禍となり会えないまま月日が過ぎていきましたが、なんと6年も経っていたのですね。
その間、弟と私のやり取りはラインだけ。どんなふうに生活をしているのか、夫婦関係はうまくいっているのか、と思っていましたが、今回実際に会ってみて、結婚6年目の夫婦としてはとても仲良くしていることが伝わってきました。
墓参りの後、4人で外食をしました。弟の妻はとても少食らしいのですが、弟と2人で1つの松花堂弁当を分け合い、楽しそうに食べていました。また、弟はコロナ禍以降、在宅勤務が増えて出社は週に1回あるかないかだそうです。弟の妻もパートに出るのは週2日。
つまり、週の大半は2人で自宅にいるとのこと。これ、もし私だったら…と考えてしまいました。いやぁ、無理無理…自分の結婚6年目のときを思い出しても、毎日顔を突き合わせるなんて考えられませんでした。
弟夫婦に感じていた不安はまったくの杞憂だったとよくわかり、一安心です。と言うか、弟夫婦を見ていると、自分たち夫婦の関係ってこれで良いのか、とまで考えてしまいました。
会いたかった本当の理由
弟夫婦に会いたかった本当の理由は、仲良くしているかどうかを確かめるためだけではありません。実は結婚祝いをまだ渡していなかったのです。
2019年に1度あった折、入籍を済ませた時点で結婚祝いを贈ろうと思っていて、「今度会うときはお祝いするからね」と伝えていましたが、コロナ禍でそれがかなわなくなりました。
2年ほど経った時、もういっそのこと現金書留で送ろうかとも考えました。しかし、親戚ならともかく自分の弟で、同じ県内に住んでいるのです。きっと直接お祝いを渡せる日が来るだろうと思っていました。
ただ、我が家の夫は仕事の休みが不定期です。平日の休みも多いため、普通の勤め人には声をかけにくかったのです(在宅勤務ならそんなに気を使うこともなかったかも…と昨日思いました)。
6年経っても渡したかった理由
ところで、もう6年も経つのにお祝いを渡すなんて…と思う方もいるかもしれませんね。私もそう思わないでもありませんでしたが、私が結婚するとき、弟はお祝いをくれたのです。
しかも、母が強引に弟にお祝いを出すように、と命じたと言います。当時、弟の給与は安く、少々かわいそうに思いましたが、母はこう言いました。
「こういうことは、ちゃんとしておかないとダメよ。自分だっていつかはもらう側になるんだから」
こうして両親からのお祝いとは別に、弟はなけなしの1万円をお祝いとして差し出したのです。やっと弟がもらう番が来たわけですから、私としては、どうしても弟にお祝いを渡したいと思いました。
結果としては自己満足でも…
弟夫婦は笑顔でお祝いを受け取ってくれました。定期的に『まだお祝いを渡していない…』と考えていたので、気が軽くなりました。気だけでなく財布も軽くなっちゃいましたが…
しかし、この機会を作ってくれた夫にも感謝しないといけないですね。最終的にはお祝いを出すのにも同意してくれたし。
最初、夫には「え?今更結婚祝いを贈るの?おかしくない?もう、いいんじゃないかな」などと言われていたんですけど。
弟自身は、自分が出した結婚祝いのことなど忘れていました。昔からそういうところがありました。ですから、これは私自身の問題だったわけです。自己満足でもいいんです。自分が不義理をしている、と思っているよりもずっといいと思います。


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