先日、そろそろ保険を見直したいと思っていると記事にしたところ、保険会社の担当者から連絡をもらいました。
このままにしておくと来年、私の保険料はグンと上がるのだとか。担当の女性は、死亡保障なしの終身医療保険があるため、そちらに換えたらどうですか?と提案してくれたのです。
保険を見直すだけなのに頭が…
昨日の朝、担当の女性はがん保険がついているものといないもの、2種類のプランを用意して我が家にやって来ました。
私はがん保険がついているものを選択。私の父母、叔父・叔母、祖母はみながんで亡くなっています。何はともあれ、がんに備えたいと思ったからです。
保険料はわずかに今よりも高くなりますが、新たに契約する保険はがんになったら通院だけでも保険金が給付されます。先進医療にも対応しているため、何があっても安心だと思います。
ここですでに私の頭の中はパニックに近い状態だったと思います。『本当にこれで良いのか…私ががんになるなんて、まだわからないことなのに、こんなに費用をかけて良いのだろうか』と思えてきたのです。それに、この手厚い補償、後10年も経ったら必要ないんじゃないだろうか…
その他、私の名義になっている利益配当付き終身保険(貯金の代わりみたいなやつ)を預け替えるかどうかも考えました。現在金利が上昇中なので、預け替えをした方が有利ですよと勧められたのです。
で、これもどうしよう、『やはり利率が良い方がいいよね、でも、リスクもあるんだよね…』などと考えていたら、久しぶりに頭が爆発するんじゃないか、という恐怖心がわいてきました。
その日、私名義の保険ということで、夫は普段通り仕事に行っています。私もそれが当然だと思っていたし、多分保険の担当者も。
それなのに、考えれば考えるほどわけがわからなくなるというか、終いにはもうどうしたら良いのか…と言った状態になってしまいました(必死に取り繕っていたので、多分担当者にはばれていないと思う)。
自分の問題があらわに…
これってやはり今まで夫に依存して生きてきたっていう証拠なのでしょうか。私は今まで専業主婦でもっとも問題なのは自分の収入がないことだと思っていました。
自分の収入がないと、夫になにかあったり、離婚したりする場合はたちどころに生活に困るでしょう。何も問題がなくても、最近の物価高やこれからもらう年金額の少なさを考えると、少しでもいいから収入があった方が良いと思うのです。
ただ、それ以前に自分の頭で考えることをしないと、多分収入を得ることもうまくいかないはずです。私自身の問題はもっと根本にあったのだ、と実感しました。
まあ、無事に契約の話は終わり、後は最終的な事務処理(利益配当付き終身保険の方が一度解約してから、預けなおしをする)を終わらすだけです。
夫にも事の次第を一応報告しましたが「まあ、それでいいんじゃない?」との返答。「担当の女性とも長い付き合いだし、最終的には信用するしかないね」とのことでした。
そして「保険もそうだけど、金の話をするとすごい疲れるよね~」と言っていました。ちょっとだけ、『ああ、良かった。私だけじゃないんだ』と安心することができました。
それから、契約しなおした保険は死亡保障がない代わりに、保険料が上がることはもうないそうです。それだけでも、良かったかも…そう思わないとやってられないです。
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