夫は3人兄弟の長男です。普段、よくブログに登場する弟は三男坊です。
次男は今から20年近く前に妻子とは別の女性と暮らすため、自宅から出てしまいました。それから連絡はほとんどとっていなかったため、普段は存在を思い出すこともほとんどありませんでした。
急に次男の存在を…
ところが今年になって、急に次男のことを思い出すように…次男宛の郵便物が我が家に届くようになったからです。以前も次男が卒業した専門学校の会報が届くことはありましたが、今回は年金定期便や選挙の投票券などで、明らかにおかしいと思いました。
別居中の次男の妻(まだ離婚していないため、現在一緒に暮らしているのは内縁関係ということになる)と話をする機会があったので聞いてみると、住民票を移してもらったためだと言います。
次男と妻の間には30代の娘がおり、現在は結婚して子どもにも恵まれましたが、産休明けから子どもを保育園に預けることになりました。入園のための審査では、祖父母など同居の親族が子どもを保育できるかどうか、を確認されるそうなのです。
それで、この際すでに一緒に住んでいなかった次男の住民票を移すことにしたわけです。ところが次男は内縁の妻からも「こちらに住民票を移してもらっては困る」と言われてしまいました。
次男は内縁の妻との間にも2人息子がいます。父親ではない男性と同居していると思われると、息子たちの進学や就職に差しさわりが出るかもしれない、というのです。
行き場をなくした?
行き場のなくなった次男は困って、自分の実家、つまり現在の我が家に住所を移したのですが、なんの断りもありませんでした。次男にとっては実家でしょうが、すでに祖母は亡くなり、家も解体しています。
現在は私たちが住んでいる家だけになっています。次男宛の郵便物を受け取るたびに、何か気味が悪いのです。大体、郵便物はどうするつもりなんだろう、と思います。次男は一切何も言ってきませんが、最悪捨てられても文句は言えませんよね?
夫は「住民票を取ったら次男の名前も一緒に載っているんじゃないか?ああ、気持ち悪い!」などと言っています。住民税の支払いとか、どうするんでしょう。
それもこれも、次男が現在の内縁の妻と暮らすときにちゃんと離婚していなかったからなのですが、それは次男1人でできることではないので、仕方がないと言えば仕方がないのかも…
次男は離婚するならどんな条件でものむ、自宅も預貯金もすべて渡すと言ったのですが、妻には承諾してもらえませんでした。そしてもうすぐ20年が経ってしまいます。
妻にしてみれば、次男が自分だけ幸せになるなど、許せなかったのかもしれませんね。そして内縁の妻にとって次男は、離婚すると口だけの男だったわけです。内縁の妻との間の息子たちは、法的には次男と何の関係もないとのことです。
行き場がない今の状態は、彼のしたことの報いなのでしょうか。
家はちゃんとあるようです
まあ、次男に行き場がないと言ってもそれは書類上の話。実際は、内縁の妻が自分名義で建てた戸建て住宅に住まわせてもらっているそうですから、ラッキーではあると思います。
それにしても、私たちはいつまでここにいない人の郵便物を受け取らなくてはいけないのでしょうか。何年も続くとしたら、やはり嫌だな~。こんなとき、嫌だと思う方が心が狭いのでしょうか。どう思います?


にほんブログ村
にほんブログ村
コメント