我が家は玄関のドアの中とポーチ(ドアの外だけど、庇がある部分)と呼ばれる外の部分に同じタイルを使っています。それで数日おきに拭き掃除をしています。使うのは床を拭いた使い捨ての掃除用シート。
家の中を拭くのには抵抗があっても、玄関を拭くなら問題ありません。掃除用のシートは、いつも玄関やポーチの部分を拭いてから捨てています。
玄関前を拭いていたら…
一昨日も暑いのを我慢しながら玄関の中からポーチにかけて拭いていたら、蝶が1羽飛んでいます。オレンジ色がベースのよく見かける蝶です。ツマグロヒョウモンが一番近いかな…
我が家の周りには木も草もたくさん生えていますから、蝶が飛んでいること自体は珍しくありません。ただ、『あれ?』っと思ったのは、蝶が私を目掛けてまっすぐに飛んできたことです。
蝶ってもっとヒラヒラと目的もないという感じで飛んでいることが多いですが(個人の感想です)、そのときの蝶は私に向かって飛んでいるのがわかりました。もしかすると私にとまるんじゃないか、と思っていたら、案の定、膝にとまりました(拭き掃除のためにしゃがんでいたから)。
そっと手を出すと蝶は私の人差し指に移ったので、そのまま空に放しましたが、すぐに戻ってきてまた膝の上にとまります。それを3回繰り返したところで、蝶は本当に飛んで行って、もう戻ってはきませんでした。
私は現在60歳ですが、今までに蝶が自分にとまった経験はありません。ましてや人差し指に蝶を移して空に放すなんて…ちょっと蝶使い(そんなものがいるのかどうかわかりませんが…)にでもなった気分でした。
私っておいしそう?
当地では今月の23日がお盆です。蝶はよく亡くなった人の魂に例えられるので、私も一瞬スピリチュアルな出来事なのか?と思ったのですが、ネットで調べてみると、蝶は人の汗の匂いなどに反応することがあるのだとか。
夏場、人の汗に含まれる成分を蝶が欲することがあるそうです。サイトによっては、”あなたは蝶においしそう、と思われただけなのです”などと書いてあります。スピリチュアルよりも、こちらの方が可能性が高いのではないでしょうか。
蝶においしそうと思われるのは良いですが、私ってそんなに汗が匂うのだろうか…とちょっと不安になりました。それでも、初めての体験はとても面白かったです。蝶って直にとまっても、とまっている感じがほとんどしませんでした。
私にとまったことがある虫と言えば、カナブンとかカブトムシとかだったので、蝶って本当にはかない存在なんだと実感しました。
次女にこの話をしたら「もし、私に蝶がとまったら、きっと大騒ぎをしちゃう…」と気味悪そうに言っていました(次女は虫嫌いだから)。私も虫は得意ではありませんが、なぜか一昨日だけは、嫌がる気持ちはなく、かえってかわいいと思う気持ちがわいてきたのです。
今は季節的に蝶がたくさん我が家の周りを飛んでいます。これからは、蝶を見る目がかわりそうです。もしかすると、蝶を見るという楽しみが1つ増えるかもしれませんね。ついでに何か良いことが起こらないかな…などとやはりスピリチュアルなことを期待している私です。


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