冬には必要な柔軟剤。乾燥した肌にはやらわかなタオルが嬉しいし、何より静電気の被害が減るのが嬉しいです(以前はこんな記事を書いています「柔軟剤は必要か?」)。
良いことばかりではない柔軟剤
しかし季節が夏になると柔軟剤の弊害も感じるようになりました。まず、買い物の手間がかかることです。これは我が家だけの問題なのかもしれませんが、洗剤に比べると柔軟剤は減りが早いように感じます。
すぐに無くなるので、頻繁に買わなければなりませんし、詰替えの手間もかかります。製品によっては香りがかなり強いので、選ぶときに気を遣うことも必要です。
愛用していました香りのことを考えると、別のものを買うのも少々怖かったです。以前、少し香りの強いものを使ったら、家族には大不評、自分は頭痛がした経験があるからです。
でも、ずっと同じものを使っていると、たまには気分を変えたくなってしまうのです。そして失敗するという繰り返しをしていました。
柔軟剤で真っ黒
そして最近気になっているのが、洗濯機の柔軟剤を入れる場所がとても汚れるということです。全自動洗濯機にはどれも柔軟剤を入れる場所が決まっています。そこに入れれば、自動的にすすぎの後に柔軟剤が出てきてくれます。
自分でわざわざ洗濯途中の洗濯機の蓋をあけて、柔軟剤を入れなくても済みますから便利です。
しかし、ここが大変汚れるのです。気が付くと真っ黒になっていることもあるくらいです。ネットで調べてみると、同意見の方も多く、中には洗濯槽や排水口の汚れの原因とまで言っている人もいるくらいです。
お風呂のカビのように頑固ではなく、スポンジでこするだけでもかなりキレイになるのですが、あの真っ黒を見ると、私は洗濯をしてキレイにしているつもりが、実はとんでもない間違いを犯しているのでは、と思えてきます。
何でも始めるときは慎重に
以前はまったく使っていなかった柔軟剤。また止めたところでどうってことはないように思いますが、なかなか後戻りはできないようです。一度使い出したものを止めるのは勇気が要ります。
今は日差しが強いせいか、外にタオルを干すと、柔軟剤なしではゴワゴワします。冬になったら、静電気が怖くなるでしょう。
夏だけでも柔軟剤無しで頑張ってみようかと考えていますが、使い出すときにはもっと慎重になるべきでした。
母は使わなかった
ちなみに私の母は柔軟剤を頑として使いませんでした。タオルは粗品でもらったものが多かった上、柔軟剤無しで何年も使っていたため、ゴワゴワでパリパリなのが普通でした。
それを私は何の疑問もなく受け入れていたのです。
母が柔軟剤を使わなかった理由は、弟を生んだ産院で柔軟剤は赤ちゃんの肌に良くないと言われたからでした。
当時の柔軟剤は繊維に膜を作ってしまうため、タオルなどの吸水性も悪くなったそうです。
それにしても長い年月の間には、柔軟剤も進化して使いやすく安全になったはずです。でも母は柔軟剤を使わないまま、亡くなりました。
私も母くらいにぶれない人間であったら、柔軟剤を使う使わないで、こんな記事を書くこともなかったでしょう。
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