先日、jinsでメガネを買って失敗してしまった夫(「夫がメガネで怒ってる」を参照してください)ですが、夫は決してケチではありません。なぜ、今回のメガネに限って、安いものを買ったのかというと、それは夫の仕事に関係があります。
メガネを酷使する仕事
夫の仕事はゴルフ場のコース管理です。芝をミリ単位で刈る細かい仕事と同時に、樹木の伐採などもしなくてはなりません。つまり基本的に外の仕事で、メガネを酷使する環境なのです。
樹木の伐採や草刈りなどをすると細かな石が飛んだりして、メガネにぶつかります。だから夫のメガネにはすぐに傷が付いてしまいます。メガネを保護するためにゴーグルをかけたこともありましたが、それだと見にくい上に、蒸気で曇ってしまって危ないということでした。
それなら、安いメガネを買って、1年ほどで買い換えた方が良いと夫は思ったそうです。3カ月前にメガネを新調したのは、大きなゴルフの大会があって、芝をもっとよく見たかったからです。大会の準備で忙しかったために、すぐにメガネを受け取れるjinsを選んだのでした。
メガネは出来上がるまでに時間がかかる
普通のメガネ店だと1日目に検眼、メガネのフレームを決めて注文という運びになると思います。そして出来上がりは1週間後、そのときにフィッティングをして、やっと新しいメガネをかけて生活できるわけです。
夫は忙しさのあまり、メガネに対する費用だけでなく、その手間も省きたいと思ったようです。私が普段お世話になっているメガネ店では検眼だけでも1時間位はかかります(老眼が入っているので、検査項目が多いようです)。
確かに面倒ですが、事前にしっかり検査しているためか、買ってからやっぱり合わないということもありません。それに時間をかければかけるほど、不具合も見つかりやすくなるのではないかと思います。
今回、夫のメガネは鼻あての部分が取れてしまいましたが、これもメガネが出来上がったときに、きちんとフィッティングをしていたら、気が付いたトラブルだったのではないでしょうか。
夫がメガネを買った店舗はとにかく忙しそうで、夫一人に時間はかけていられないという感じでした。だからメガネもとても早く出来上がったのですが、それでトラブルがあったり、最終的にはメガネが使えなくなってしまうなら、本末転倒です。
良いメガネを作ることは難しい?
今回のことで思いましたが、他人に見やすいメガネを作るということは、とても難しいことです。その人の見え方を検眼している人は実感できません。その人の返事や視線などで判断するしかありません。
だから、視力が本当に悪い人のメガネをそんなに早く作れるわけはないのです。それに、メガネはレンズの度が合っていれば良い、というものでもないはずです。
その証拠にメガネがほんの少しずれただけで、見え方は変わってしまいます。その人の顔にフィットしているというのは、メガネを作るときの大切な条件だと思います。
安いメガネも否定しません
伊達メガネやサングラスを作りたい、パソコンをする時用にブルーライトをカットするメガネが欲しい、そんなときは気軽に買える安売りのお店で買っても良いと私は思います。夫のようにすぐに傷が付くから安いもので、と考えるのも理解できます。
しかし、メガネが本当に生活に欠かせないという人は、ある程度の手間とお金をかけてメガネを作るべきだと思います。
もし自分がメガネに払ったお金が回り回って、メガネを作ったり修理したりする人たちや検眼をする人たちの技術の向上に役立つなら、決してそれは無駄遣いではないと思います。まあ、そう言うほどメガネにお金をかけているわけではないですが…
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