最近多くなったのが、脚がつることです。これも明け方に目が覚めたときにつることが多いです。脚がつること自体は昔からありました。最初につったのは、20歳ごろのことです。
バイト先のスーパーで搬入された商品を検品していたらつりました。突然のことで痛かったので、思わず「イタタタタ!」と叫んで、搬入してきた業者さんを驚かせてしまいました。妊娠中、寝ているときにも脚がつりましたが、妊娠中にはそうなる人が多いと聞いていたので、特に気にしていませんでした。
それからは数年に1度くらいは脚がつってたのでしょうか。とにかく滅多にないことだったので、私にとっては脚がつるのは特別なことでした。
脚がつるのも更年期障害?
それがここ数年、結構な頻度で脚がつるようになりました。明け方につるので、起き上がって脚を抑えたりはしませんが、寝ぼけていても痛いです。しかもつっている時間が以前よりも長くなったような気がします。
調べてみると、更年期の人は、寝ている間に脚がつることが確かに増えるのだそうです。更年期の人は寝入りばなにのぼせて暑くなり、脚を冷やしてしまうことがあるようです。私も布団から脚だけを出して寝ていることがよくあります。
そのまま眠ってしまうと筋肉が冷えて血行不良になり、収縮しやすくなる、つまり脚がつりやすくなってしまうのです。また、筋肉量の減少で脚がつりやすくなることもあります。更年期の世代の人は筋肉量の減少が気になっていることも多いでしょう。
更年期障害とは言えないまでも、更年期と脚がつることには大いに関係がありそうです。
うまく付き合っていこう
私が調べたところ、脚がつるのを予防するためには、体を冷やさないこと、血行を良くするためと筋肉を減らさないように運動をすることが効果的です。
漢方薬では、芍薬甘草湯が脚のつりに効果があるのは有名です(以前はテレビでCMをやっていました)。
脚がつると痛くて不愉快ですが、そのために大事になったというのは聞いたことがありません。だから、対策をいろいろと試しながら、自分の脚と気楽に付き合っていこうと思います。
脚がつっても健康?
若い頃は年配の人たちがあちらが痛いこちらが不愉快と言っているのを聞く度に、どうして文句ばかり言うのだろうと思っていましたが、実際に自分がその立場になってみると、気持ちがよくわかりました。
若かった私は、痛いなら文句を言わずに医者に行けば良いのに、と思っていましたが、医者に行っても治らないこともあるのですね。
それに、脚がつるから不健康か、と言われればそうではありません。いろいろと痛いのに、健康と言うのも不思議ですが、自分の健康に感謝しながら生きていかないといけないと思っています。そのためには脚がつることを含めて、様々な不調を受け入れて、うまく付き合っていく必要があるわけです。
ネットで調べると、更年期で脚がつりやすくなった人を対象にした記事がたくさん出てきます。これは私のような人がたくさんいるということです。自分だけじゃない、と思っただけでも少々心強くなりました。
痛くても、頑張りましょう!