昨日、Twitterを眺めていたら、一人暮らしの女性がシャワーを浴びている最中にお湯が水になる、ということが起こったとツイートされていました。おかしいと思った女性が外に行くとガスの元栓が締められていたそうです。
ガスの元栓が閉められることがある
それに対して様々な人が声を寄せていましたが、多かったのはこんな内容です。
こういうとき、つい鍵をかけないで外に出てしまうけど、そのスキに家に侵入しようとする輩がいます。また、襲われる可能性もあるため、不用意に夜に外に出てはいけません。
自分も体験したという人も多く、大家さんに訴えたが取り合ってもらえなかったため、引っ越しを余儀なくされたという逸話も読むことができました。これらを読んでいてふと、我が家でも同じようなことがあったなと思い出したのです。
我が家でも同じようなことがあった
現在30歳の長女がまだ中学生くらいの頃、よくガスが使えなくなることがありました。お風呂はもちろん、キッチンのコンロも使えなくなるのです。給湯器の取扱説明書には、長時間少ない水量でお湯を出していると、不完全燃焼を避けるためにガスが止まることがあると書いてありました。
私と夫はこれだ、と思いました。当時部活で疲れていた長女が長時間浴室にいることがあり、シャワーを使う時間も長かったためです。長女に厳重注意をしたのですが、それでもガスは止まり続けます。正確には完全に使えなくなるわけではなく、外に出てプロパンガスのボンベのところにあるメーターのボタンを押せば復旧はしました。
しかし、朝一番にガスが止まることもあり、弁当や朝食の用意をしなくては、と焦る私はこうなるとイライラしてたまりませんでした。たまりかねてプロパンガスの業者(たまたま親戚だった)に相談をしました。ガスメーターに不調はないか、いろいろと調べてくれたのですがわかりません。確かに不調があったこともありましたが、そこを修理してもやはり週に何度もガスが止まります。終いには「お宅は道路から近いし、誰かのいたずらかもしれないね」と言い出したのです。
そういういたずらや嫌がらせがあるのだとその時初めて知りましたが、なぜ我が家がそれを受けなくてはならないのか、一向に心当たりがなく怒りを感じるとともに、少々怖くなりました。昔から夫たちが住んでいた土地でそんなことがあるとは想像もしていなかったのです。
最後にガスメーターを丸ごと新しいものに交換しました。これは業者の方が最後の手段として申し出たのです。これでうまくいかなかったら、次はどうしよう…と言っていましたが、見事にガスが止まることはなくなりました。
少しは気をつけるようになった
しかし、その後も敷地内から夜中の間に自転車が盗まれたこともあり、防犯面ではあまり安心してはいけないと思うようになりました。こういったことがなければ、家族で住んでいるんだし、家の鍵さえちゃんとかけておけば良いと思っていたと思います。
我が家は門扉もないし、塀が高いわけではないため、入り放題と言っても良いのです。敷地内に停めていても車や自転車にはちゃんと鍵をかけるとか、夏でも1階の窓は開けっ放しにしないなどの気を使うようになりました。
今回例のTwitterのツイートを見て、やはりガスが止まるのは普通のことではないと思いました。そして、ついどうしたんだろうと様子を見に行きたくなるでしょう。しかし、女性の場合、特に一人暮らしの場合は十分な注意が必要だと感じました。誰かの体験はとても貴重で、それを知ることのできるTwitterもまた貴重だなと感じたひとときでした。