5月になると思い出すこと・実は長女も交通事故にあったことをブログで思い出しました

長女

5月になりました。昨日車で近所の少し大きめの交差点に通りかかると、大きな花束が供えてありました。もう4年前になるでしょうか、5月1日に交通事故で高校生の男の子が亡くなりました。ちょうどお茶摘みをしていたとき、やけに救急車のサイレンがうるさいと思っていたのでよく覚えています。

長女も事故にあったことをブログで思い出す

私の長女が高校生のとき、同じ交差点で事故にあいました。長女は軽傷で、相手の方も常識的な誠意のある方だったので(21歳の男性で、免許をとってから間もないにもかかわらず、警察と消防への連絡はすべてやってくれました)、事なきを得ましたが、同じ交差点で男の子は亡くなってしまったのだと知って、何ともいえない気持ちになりました。そうしたら、偶然こんなブログ記事を見つけたのです。

やはり息子さんが交差点の横断歩道を渡っているときに、事故にあいかけたとのことです。幸い実際にぶつかってはいなかったため、ケガなどもなかったようですが、本人もご両親もショックは大きかったはずです。

軽傷だった長女でしたが、朝登校のために家を出てからすぐに自宅の固定電話に連絡があり、それも開口一番に「ママ?私、車にひかれちゃった」と言われたのです。その後すぐに救急隊員が電話口に出てことの経緯を説明してくれました。軽傷の場合は本人が話すのが一番家族が安心できるため、原則本人の携帯電話で連絡をしてもらうことになっているのだそうです。

しかし、私はその連絡をもらってから、もう手が震えるほど動揺してしまいました。なんというか、何も手につかない、聞いても理解できない、そんな感じです。救急病院に行くのですら、やっとの思いだったのです。

病院に着くと長女はケロリとしており、CTなどで調べてもらいましたが、幸い異常はなく、右足のくるぶしの部分を擦りむいただけで済みました。長女の場合は交差点の信号機が点滅していたのを急いで渡ろうとした瞬間後ろから来た左折車に巻き込まれる形でひかれてしまいました。車を運転していた男性も、信号機が点滅しているのを見て、早く曲がってしまおうと焦っていたようです。

子どものケガは親の試練になる…

あれから15年経ち、長女は30歳になりましたが、未だに横断歩道を渡るときは怖いようです。長女は発達障害の可能性があると指摘されたこともあり、思わぬケガも多かったですが、最近ではそれも減ってきています(でも、駅で転んだなどと聞くとひやりとしますが)。

長女は高校入学とともに自転車を使うようになったため、自転車保険にも入っていますが、いくら治療費が保障されても、できればケガや病気はして欲しくありません。自分のケガや病気よりもたとえ何歳になっても子どものそれの方が親にとっては辛いのではないでしょうか。

もちろん、ケガや病気の当事者の方が辛いでしょうが、親という立場になると子どものケガや病気も自分の試練となってしまいます。親って大変だよな~、と思わずにはいられません。

勝手に紹介してしまいましたが、ブログを書いている「こしあんさん」、息子さん、ご主人、皆さんの気持ちが落ち着いて楽しいゴールデンウィークを過ごせるように願っております。この経験はきっとこれから気をつけるように、というサインだったと前向きに捉えていきましょう。そういえば長女は今日も出勤しています。ケガなくちゃんと帰ってきて欲しいです。

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