一昨日の夕方、珍しく固定電話が鳴りました。驚いて出ると夫が「今、シャトレーゼ(有名和洋菓子販売チェーン)にいるんだけど、アイスとシュークリームを買って帰ろうと思う」と言います。
自分の行動に対してきちんと謝罪した夫
どうやら先日のトイレと間違って、長女の部屋に侵入した件を反省して、お詫びの品を買って帰るらしいのです。
そして菓子だけで済ませず、夫は長女と次女に対してかなりきちんと謝罪していました(自分でも少し納得が行っていないようでしたが…)。
本当に夜中にお騒がせして申し訳ありませんでした!以後気をつけます。でも、長女の部屋に入ったのは、まったく覚えていないんだよな…俺はトイレのドアが開かなくなって、ママが来て開けてくれたっていう記憶があるだけなんだ。
納得は行っていないようでしたが、私に対しても「よく起きてきてくれたね。放って置かれたら、長女の部屋で放尿していたかもしれないから、助かったよ」と言っていました。
普段、自分の言うことが一番正しいと思っていて、そこから外れたものや人に対しては大声で文句ばかり言っている夫ですが、本当に自分が悪いと思うと、こうしてきちんと謝ってくれるのだな、と思うと何だか微笑ましかったです。夫の良い面が見られて、私も嬉しい気持ちになりました。
だからと言って酩酊を許すわけではない
しかし、それとこれとは話が別で、夫の良い面を見られたからと言って、夫の酩酊とそれに伴う異常な行動を見逃すわけにはいきません。長女も部屋に入られたことで恐怖を感じたようですし、私もいくら話しかけても、いつもと違う反応をする夫に対して恐怖を感じました。
見た目は私の知っている夫なのに中身がまったく違う人のような、本当は私は誰と結婚していたのかわからなくなるような、そんな怖さを夫に感じたのです。夫が神妙に謝ったときに嬉しく思ったのは、夫に恐怖を感じたときとの落差が激しかったからかもしれません。
これで良かった良かったと終わらせてしまうと、同じことの繰り返しになるような気がするのです。だから、私は夫に今まで通り飲みに言っても良いとは、もう言わないかもしれません。
本当は夫が飲みに行ってくれた方が、私も楽になる部分があります。おつまみとか用意しなくて良いし、夕食の品数が少なくても良いからです。しかし、これからはできる限り、夫が飲みに行くのをジャマすることになるでしょう。たまに行くのは仕方がありませんが、飲みに行くのを歓迎しているわけではない、先日のことは誰も忘れていないよ、と夫に示し続けるつもりです。
ケリがついて良かった!
結局今回のことは、夫の謝罪で一応ケリがつきました。もうすぐ父の日(長女は母の日だけではなく、父の日にも毎年、ちょっとしたプレゼントをしてくれていました)。その前にケリがついて本当に良かったね、夫。
プレゼントなんて、なければないで全然構いませんが、こんなことが原因でないのはちょっと寂しいですからね。