昨日、自分で見つけて予約をしたクリニックに出かけてきました。目的は正確な骨密度を測ることです。
1年間真面目に骨粗しょう症の治療薬を服薬したので、どれくらい効果が出ているかを調べたかったのです。
治療の効果が出ず、骨密度の低下が止まらない場合は、他の病気が隠れていることもあります(これもブログで知りました)。途中経過を見るのはとても大切だと思い、自分で近隣の病院を調べて予約したのです。
最初に行ったのは簡易的な検査だった
検診で骨粗しょう症の恐れありと判定されたとき、最初に行ったのはスーパーの直ぐ側にある整形外科でした。見覚えがあり、近所なので行きやすいと判断したのです。そこでは骨塩定量検査という手首のレントゲンを撮るだけの簡易的な検査方法で、骨密度を計測してくれました。
その結果は骨密度が少々平均を下回っている、骨粗しょう症と診断されたため、服薬治療が始まりました。しかし、2週間に1度薬をもらいに来院するようにと言われたこと、それにもかかわらずこれからは原則として診察はないと言われたことで、すっかり通う気がなくなってしまいました。
薬は現在橋本病の治療で通っている内科で出してもらって、服薬だけは続けていましたが、また検査をするなら、今度はもっと正確に骨の状態がわかるデキサ方で調べてもらおうと思っていたのです。
ただ、低下していると言っても、それほど骨密度の数値が低いわけではなかったので、自分ではもしかすると薬がいらなくなるかも、くらいの楽観的な考えだったのです。
ちゃんと調べたら…
調べてもらった結果は散々と言っても良いものでした。胸椎と腰椎には圧迫骨折の後があり、大腿骨の骨密度は平均の半分ほどです。
これが悪化してこうなったのか、それとも現状維持ができているのか、以前調べた方法が違うので比べることもできません。
ただ、今までとは違う治療を考えた方が良いという医師の意見には納得しました。効果の出ない治療を続けている間に、私の大腿骨が骨折しないとは限らないからです。血液検査・尿検査もして、骨の状態をもっと詳しく調べてから、治療方針を立てるということです。
自分で選んだ病院の感想は?
わざわざデキサ方を採用している個人病院を探しただけあって、待ち時間がほとんどなく、大病院に行ったときのような疲労がありませんでした。また、屋内駐車場と通路で繋がっており、とても行きやすいところもストレスが溜まらず、良かったです。
大病院の駐車場は停める場所によっては、すごく歩かないといけなかったり、屋外のため帰りの車の中が暑くて大変だったりしますから、これがないのはありがたかったです。
ただ、支払いや次回の予約などに新しいシステムを採用しており、すぐには対応できなかったのが難点と言えば難点だと思います(事務の人から注意された…)。これは次回からは普通に対応できるはずですから、自分で選んだ病院にはメリットの方が多かったわけです。
最初からきちんと選べば良かった
普段通っている内科の医師にいろいろと言われたときは、少々うろたえましたが、自分の選択に満足できて良かったです。しかし、最初からきちんと病院を選び、治療をしていれば、という気がしないでもありません。
まあ、昨年の今頃は、骨密度の測り方にこんなに差があるとは思ってもみなかったのです。皆さんも骨密度を調べるときは、必ずデキサ方で調べてもらってください。う~ん、これから私はどうなるのかな?