私は毎朝、トイレに行った後体重を測ります。もう、何十年もそうしていたので、やらないと落ち着かないですし、近年は夫も私と同じタイミングで体重を測っています。
体重が測れない!
昨日の朝もいつものように体重を測ろうとしましたが、いつまでたっても測定ができません。我が家の体重計はもう10数年以上前に購入したデジタル式のものですが、私が体重計の上にのっても、延々と数字が変わり続けて、いつまでも確定しないのです。
スイッチを入れると数字が出るため、電池切れではないことがわかりますが、それではどうしたのか、となると私には検討が付きません。かなり長い間使っているため、体重計も寿命が尽きようとしているのだと思ってしまいました。
夫は最初、半信半疑で体重計にのっていましたが、いつまでも変わり続ける数字を見て私と同じ意見になったようです。新しいのを買おうかと言ってくれました。
体重計が復活!
ところが今朝、私は洗面所の掃除をするときに体重計をどかそうとした私は、違和感を覚えました。体重計の四隅の裏側の一つが(体重計を床の上で支える脚のようになっています)、少しガタガタ言うような気がしました。思い切って一旦外して、もう一度付け替えてみたのです。
もしやと思い、最後にもう一度と体重を測ってみたところ、見事に見慣れたいつもの体重が測定できました。どうも、体重計はほんの少しバランスを崩していたために、いつまでも測定ができなかったようなのです。
心はすっかり新しい体重計へと動いていたのですが、せっかく息を吹き返した体重計です。もう少しだけ使ってみようと思います。
体重計だけでも復活したのは嬉しい
最近、小さな家電の具合が悪くなることが増えました。急いで買い替えるほどではないですが、ついでがあれば買い替えてしまいたいと思っていたのです。
食パンの裏ばかりよく焼けけれど、表がなかなか焼けないトースター、タイマーが使えないため、弁当を作るときに間に合わない炊飯器、接触が悪くて、1回衝撃を与えないと暖かくならない電気ストーブなどです。
急いで買い替えるほどではないと思っているうちに、具合の悪いものが増えてしまい、今では憂うつのタネのようになっています。数が増えると『これを全部買い換えるといくらかかるんだろう…』などと、心配する気持ちも大きくなってきます。
何だか、具合の悪い家電は、命に関わりはないけれど、放っておくと悪くなる病気を抱えながら生きている私と夫のように思えてきます。そんなことを考えていると、余計に憂うつになってきます。
そんな中で体重計が復活したのは、何だか心が明るくなるような気がします。まあ、火災の原因になってもいけないので、なるべくなら今年中に買い換えてしまおうと思います。