今朝、仕事に行くために着替えようとした夫が「作業ズボンがないよ」と言います。そう言えば前日、洗濯物をたたむときに『いつもより少ないな…でも、たたむのが楽でいいか』と思ったのでした。
結局、私が夫の作業ズボンとTシャツを干しっぱなしにしていたのです。日の出前に、無言で自分のズボンとシャツをしまう夫。朝からちょっと気まずかったです。私は数年に1回は洗濯物を一部しまい忘れますが、十中八九夫のものです。
しまい忘れる理由は自分でも見当がつく
しまい忘れる理由は、洗濯物が乾いたらすぐにしまいたいため、何度も物干し竿まで行くからだと思います。なんでも行って、乾いた順にしまっていくのです。
よく実家の母には「少しお日様に当てた方が消毒になるんだから、もう少し出しておいても良いんじゃない?」と言われたものですが、私は一度にたくさんの洗濯物をたたむのが嫌なのです。
後、少しでも日が傾いたときに、たくさんの洗濯物が干しっぱなしになっているのも、昔から嫌です。何か物悲しい気持ちになります。
それに、洗濯物の数を減らしていった方が、残った洗濯物の乾きが良くなるはずです。ですが、何度も部屋の中と物干し竿の間を往復しているうちに、勝手にすべてしまったように記憶が改変されてしまうようで、数年に1度は残りの洗濯物2~3点をしまい忘れることになります。
夫のものを忘れるのが多いのは、我が家で唯一の男物だからでしょう。女性の服に比べると、男性のものは厚手で乾きにくいものが多いため、最後まで残ってしまうのです。決して私に悪意はないのですが、夫にしてみれば『なんでいつも俺のものをしまい忘れるんだ?』と思うかもしれません。
この年齢になるとこだわりがなくせない
この妙なこだわりをなくそうと、努力はしていますが、なかなかうまくいきません。そうして懲りもせず、忘れた頃に同じ誤ちを繰り返しています。
一度はすべて乾燥機に入れてしまえば、問題は解決すると考えたこともありましたが、昨今の光熱費の値上がりを見ていると、乾燥機に頼ることで別の問題が発生しそうで思い切ることができませんでした。
まあ、毎日しまい忘れるというわけでもないので、気にしないという方法もありますね。夫は嫌かもしれませんが…これからはもっといろいろと忘れることが増えると思うので、一々こんなことを気にして落ち込むよりは、割り切ってしまう方が良いかもしれません。
他にもこだわりが…
ただ、私には妙なこだわりが他にもあります。キッチンで料理中に家族が手を洗わせて、と言ってくるのがとても嫌です。なぜ洗面所で手を洗わないのか、なぜ料理中の私が手を止めて、家族にシンクを譲らなくてはならないのか、と考えると、結構本気で腹が立ってきます。
家族には洗面所に行くのが面倒だとか(ほんの数歩歩くだけで到着しますが)、理由があるようですが、私はキッチンのシンクは料理とその片付け用だと思っているので、とても抵抗感があります。
そう考えると、年齢を重ねてからこだわりをなくすのは、とてもむずかしいような気がしてきました。しかし、全部こだわり続けるのも、家族が気の毒ですかね…