鉄製フライパンを使っての感想!フライパンの進化と変化、情報の大切さを実感

鉄製フライパン 使い出す 生活

先日注文した鉄製フライパンが届きました。

ハードテンパー加工が施されているフライパンを購入したため、洗えばすぐに使えました。ただし油が馴染むまでは、フライパンを空焼きした後に多めの油を入れてから容器に戻す、という行為を繰り返す必要があります。

昔に比べて使うハードルは低くなった

以前鉄製フライパンを使っていたときは、使い始めに煙が出るまでフライパンを熱して、油を入れて馴染ませ、さらに野菜くずを炒めた記憶があります。それをしないでも良いわけですから、油を入れる回数が1回や2回増えてもさほどの負担は感じません。

心配していた焦げ付きですが、調理の前によくフライパンを熱することでほとんど気になりませんでした。私が以前感じていた焦げ付きは、すべて予熱不足によるものだったのでしょう。

どうも、あまりにもフライパンを熱すると火でも出るのではないか、という恐怖心が私にはあったようです(実際は油を入れる前に予熱するわけですから、火は出ないですよね)。

私が鉄製フライパンを使い始めた30年前は、今のようにネットですぐに欲しい情報にアクセスすることはできませんでした。予熱の大切さを知っていたら、きっと私も怖さを乗り越えていたと思いますが、当時は怖さの方が先に立ってしまいました。

それでなくても、慣れない料理に加えて火事を出してはいけないと緊張しながら生活をしていたのです。実家の母にも「揚げ物は夫さんが家にいるときにしなさい」などと言われていましたから、予熱不足も無理なかったのかもしれません。

現在は鉄製フライパンを使いだしてからまだ1週間です。油が馴染むまでは1ヶ月ほどかかるそうですが、現在でも特にこびりついて困ることはないので、これで長い間フライパンが使えれば、儲けものだと思っています。

年齢の影響が…

ただ、テフロン加工のフライパンとは気をつける方向がまるで違うので、ちょっと対応が難しいと思うこともあります。年齢を重ねて何事にも柔軟な対応が難しくなってきましたが、まさかフライパンを使うときにも困るとは…

例えば予熱をするかしないかも違いますし(テフロンは空焚き厳禁です)、できた料理を入れっぱなしにできるかどうかも違います(鉄製フライパンに料理を入れっぱなしにすると錆びるそうです)。

私は鉄製フライパンを主に朝の弁当作りのときに使いますが、常に『早くフライパンを洗わなくちゃ』と焦るようになってしまいました。まあ、そんなに瞬時に錆びるわけでもないですから、焦る必要もないんですが。

鉄製とテフロン製、両方のフライパンを使うことがもしかすると私の脳トレになるかもしれませんね。

フライパンにも進化と変化が

以前私が使っていたフライパンは持ち手も鉄だったので、調理中には鍋つかみが必要でしたが、今回購入したものは持ち手が樹脂製で熱くなりません。手に馴染む形なのでとても使いやすくなっており、進化したんだなと実感しています。

また、ハードテンパー加工だけでなく、鉄製フライパンの表面にシリコン加工をしたものもあるそうです(シリコン加工をしているものは、鉄分補給にはどうなんでしょう?)。

以前は鉄製フライパンは購入するときに大きさくらいしか考えなくても済みましたが、最近ではそういうわけにもいかないようです。

自分の希望に沿うものをしっかり探さないと、後でがっかりすることになるかもしれません。最近は何事にも選択肢が増えて、良いような悪いような…まあ、とりあえず新しいフライパンで鉄分入りの弁当作りを頑張ります!

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