マイナンバーカードが無事にできたので、早速8月の通院時に保険証として使ってみました。
マイナンバーカードを保険証として使うためには、自分で手続が必要です。スマホを持っている人なら自分でできるとのことでしたが、私のスマホでは手続きするのに必要な「マイナポータル」というアプリをダウンロードできませんでした(このデバイスは対象外と出てしまう…)。
医療機関でも手続きできるそうですが、ついでがあったのでセブンイレブンのATMで手続きを済ませておきました。これは暗証番号さえ間違えなければ、本当にカードを挿入するだけなので、私のような中高年にも安心です。
実際に使ってみるとメリットも感じる
実際に保険証として使った印象ですが、今までは窓口で出していた保険証を今度は自分で管理することになるわけです。自分の手間は増えますが(大した手間ではない)、来院してすぐに手続きを終えてしまえば、『あれ?保険証はどこにやったけ?』などと焦ることは減るのではないでしょうか。
また、窓口の人も人間です。私は今までに2回ほど保険証を返し忘れました、と言われたことがありましたが、そんなこともなくなるはずです。窓口の人の負担がこれで減るなら良いと思いました。まあ、その分自分はしっかりとマイナンバーカードの管理をしなくてはいけないですが…
今までに行った治療、処方された薬の情報を医療機関どうしが共有することができるのも、マイナンバーカードのメリットだと思います。ちゃんとマイナンバーカードを読み取るときに、共有することを許可しますか?と聞かれます。
個人のプライバシーは守ることもできますし(つまり共有してほしくなければ拒否すれば良い)、同じ薬が処方されたり、同じ検査が行われることもなくなるのでしょう。これは良いと思います。
メリットはあるけれど…
マイナンバーカード、ちゃんとメリットもあるわけですが、私は両手を上げて賛成とまでは思えませんでした。まず第一にカードを作るのが面倒臭いです。
カードの発行を申請するのは自宅からできますが、必ず役所まで取りに行かなくてはなりません。我が家の場合は自宅から役所までが結構距離があるので、ハードルが高かったです。しかも、取りに行く日は予約制で、時間まで指定されます。
私にはこれもハードルが高くなる一因となりました。車で行かなくてはならないため、渋滞して時間に間に合わなかったらどうしよう…などと考えてしまうのです。
そして第二には、カードに有効期限があることです。カードを作ってから10年で有効期限が切れるというのは当初から知っていましたが、実際に作ってからカードに備わっている電子署名(カードを使ってサービスを利用するための機能)にも5年の有効期限があることを知りました。
つまり5年経ったら、暗証番号を更新しにまた、役所に行かなくてはならないのです。カードを作ったそばから5年後の更新を思って面倒くさがるのもどうかと思いますが、国民に否応なしに使わせるカードとしてはサービスが悪すぎ…と思わざるを得ません。
5年に1度の更新と言えば、運転免許証を思い出しますが、運転免許証は私が高額な費用を支払って自分の意志で手にしたものです。だから、5年に1度の更新を面倒とは思いながらも承服しているわけです。
今まで国民健康保険に加入していると、勝手に保険証を郵送してくれました。それを今度はこちらから出向かないといけないなんてと思うと、いくつかのメリットなど吹き飛んでしまうのです。
マイナンバーカードには、コンビニで各種証明書が取れるなどのメリットもありますが、我が家の場合、役所の出張所でも証明書が取れました。出張所とコンビニはほぼ同じくらいの距離なので、あまり恩恵を感じないんですよね…
ただ、もう作ってしまったマイナンバーカードです。少しでもメリットがあるなら、喜んで使っていきたいです。
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