9月も半ばになろうと言うのに毎日暑いですね。埼玉県の暑さは熊谷や鳩山などが有名ですが、私が住んでいる土地も負けず劣らずの暑さを誇っています。
今日は一周忌
この暑い中、夫の叔父と叔母の一周忌が行われることとなり、今日(9月15日)仕事を休んで夫は出席します。出席すること事態は前からわかっており、何の問題もありませんが、何しろ一周忌に出席するのに普段着というわけにもいきません。
叔父と叔母の長男からは「平服で」という申し出もありませんから、黒い礼服を着ることになります。
世間一般ではどうなのかわかりませんが、夫の礼服は冬に合わせた生地で作られています。つまり、夏に着ると大変暑い…
ひと夏暑い思いをした身体には疲れが溜まっているのでしょう。夫は今朝、時間が刻々と迫っているのに、どうにも礼服に着替える踏ん切りがつかないようでした。そして、普段自分からはほとんどつけることがないエアコンをつけたのです。
部屋を涼しくして礼服を着て、そのまま冷房を効かせた車に乗り込めば良いと思ったのかもしれませんね。さすがに今日の礼服は見ているだけで、気の毒になりました。
平服で良いのはありがたいこと
先月にも別の親戚の家で法事が行われましたが、そのときは「平服でおいでください」と一言添えられていたのです。そのときは『平服ってどういう服だ?』、『服装を考えるのが面倒だから、礼服の方が良い』などと思いました。
しかし、暑さの点からは平服で来てもいいよ、と言ってもらえるのは本当にありがたいことだったと思います。
実は数年前まで夏の礼服がこれほど大変だとは思っていませんでした。年々夏の暑さが増していることもありますが、やはり私や夫の体力が落ちていて、今までは我慢できていたことがダメになっているのでしょう。
もう礼服で無理をしたくない
これからは日本人全員が礼服というものを見直すべきでしょう。暑いときも寒いときも無理をせずに済む服を考えるべきだと思います。こういうことを我慢していると、亡くなった人とのお別れに集中できないのではないでしょうか。
今、礼服(喪服を含む)は黒ですが、それも明治になってからのことだそうです。新たな礼服に最初は馴染めないかもしれませんが、それもいっときのことだと思います。クリーニング代もばかにならないので、ぜひ家で洗濯できる礼服、暑いときに着ても辛くない礼服に登場して欲しいです。
あ、防寒がしっかりしている礼服も必要ですよね。冬寒くて夏暑いなんて、礼服には良いところがないと思ってしまいますが、これは言い過ぎですかね…もちろん「平服」の出番が増えるのも良いと思います!
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