投書を読んで感じたこと『命の危険を回避するために、この人も引きこもれば良いのに…』

新聞の投書 家族

昨日読んだ新聞の投書の内容が「20代の娘がオーバードーズ(薬物過剰摂取)をやめられない。何とかして救いたいが、自分の言葉は彼女に届かない」というものでした。投書は母親である60代女性のものです。娘さんのオーバードーズはかなり繰り返されているようです。

オーバードーズをしないと外に出られないなら

医療関係者から「オーバードーズをしていることがわかっているなら、医療機関を利用しないで」と言われたと、投書には書かれているからです。これはひどい言葉だと思いますが、オーバードーズの処置だけをしても、心の問題を解決しないとまた同じことになりますよ、と言っているとも受け取れます。

投書には娘さんがオーバードーズをするのは生きるためだとも書かれています。これをしないことには、自分を保てないことが周りの人にもわかるのでしょう。

私は、娘さんがそれほどに社会に出ることが不安ならば、我が家の次女のように引きこもりになれば良いのに…と思ってしまいました。オーバードーズをしないと社会に出られないなら、社会に出なければオーバードーズをしないで済むわけです。

実際にそんなに単純なものではないかもしれませんが、やってみる価値はあると思います。オーバードーズには命の危険がありますが、ただ引きこもっている分には差し迫った危険はありません(本人の精神状態によるとは思いますが)。

投稿した女性の職業はパート従業員となっていました。娘さんを1人にして出かけることもあるでしょう。出かけるたびに娘さんの命の危険を考えなくてはならないのは、女性にとっても辛いことです。この危険がないだけでも、とても生きやすくなるのではないでしょうか。

家族を壊してはいけないから

まずは娘さんを守ることが大切ですが、同時に家族も守られるべきです。娘さんに引っ張られて家族がダメージを受けると、最終的に娘さんも困ると思うからです。

我が家の次女は引きこもりになって8年が経ちますが、最初の頃こそ生理が止まるなどの不調がありましたが、現在では目立った不調はありません(常に小さい不調を訴えていますが、すぐに病院に行こう!と言うほどのことはありません)。

私も最初の頃は次女を1人にして出かけて良いのかと考えたこともありましたが、最近では不安なく外出することができます。ただ、当面の不安がなくなったと言っても、それで何もかも解決するわけではありません。

長い間引きこもっている我が子を見るのはやはり辛いし、将来への不安も出てきます。私が引きこもりを勧めるのは、ただの不安の乗り換えなのかもしれません。私ならそれでも命の危険を考えなくて良い方の不安を取りたいと思うのです。

引きこもりの次女が反応した

実は私よりも先に投書に反応したのは次女の方です。私と同じようなことを考えたようです。ただ、投書の娘さんにはオーバードーズをしてでも、社会に出たい理由があるのかもしれませんね。

もし、そうならそれは痛ましいことであるとともに、素晴らしいことなのかもしれませんが、とても一般人の手には負えないでしょう。心の問題を相談できる医療機関などを利用するべきです。

本当にどの家庭にも悩みがあるものです。投書の女性にはお互いに頑張って生きていきましょうと伝えたいです。

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