日々買い物が面倒だと文句を言っている私。
しかし、そう遠くないところに手頃な値段のスーパーがあり、自分で車を運転できるのですから、私はまだ幸せなのだと思います。同じ市内に住んでいた母は、免許を持っていませんでした。
母も買い物には苦労をしていた
住んでいた団地内にあったスーパーが閉店してしてから亡くなるまでの10数年、母は買い物に苦労をしたと思います。スーパーに行くのは自転車で行けますが、帰りは荷物が増えて危険なため、いつも思い切り買い物をすることができなかったのです。
私が住んでいる市は埼玉県の西部にあり、東京都心から急行電車で1時間ほどもかかります。私たち家族が現在の住まいに引っ越してきたときはまだ、家の近所にスーパーはありませんでした。
もともと辺鄙なところに住んでいる自覚があったために、買い物に不便でも仕方がないという諦めににた気持ちがあったのは事実です。
都心に住んでいても
ただ、買い物が難しいのは地方都市だけの問題ではありません。実際に私の親戚(母の伯母)は新大久保(東京都新宿区)に住んでいましたが、街の発展とともに生活に必要なものはすべてなくなってしまったそうです。
近所にあったスーパーや個人商店はなくなり、外国雑貨や食品の店ばかりが増えていきました。親戚は腹立たしげにこう言っていました。「外国の店には日本人が生活のために使うものは売っていない!こんなに歳を取ってから買い物に苦労するようになるなんて、思ってもみなかった…」
親戚は90歳近くなっても、タクシーを呼び、杖をついて買い物にいかざるを得ませんでした。私は親戚のことをなんでも揃っていて、便利な場所に住んでいて羨ましいと感じていたので、買い物に苦労していると聞いたときには大変意外でした。
今、新大久保は外国情緒が味わえる観光地として有名になっています。テレビで街並みを見ることも多いのですが、見る度に親戚の腹立たしげな顔を思い出します。
う~ん、誰でも歳を取ると買い物難民になる可能性があるっていうことですかね。もう、そうなるのだと受け入れて、ネットスーパーを使う心つもりをしておいた方が良さそうです。しかし、昔の人ってネットスーパーを嫌いますよね。
ネットスーパーが嫌われる理由
多分、自分の目で見て選んだ品物ではないからだと思います。例えば野菜や果物を買うとき、あまり良いのがないと思うとそれを買うのを辞める人もいるし、その中で我慢できるものを選ぶ人もいるでしょう。
その基準は人それぞれ。なかなか言語化できません。それを言語化しようと頑張っていると、クレーマー判定をされかねなかもしれない…そう考えると「やっぱり、もういいわ」となってしまうのでしょう。
同じ理由で息子や娘に買い物を頼むのも、「人に頼むんじゃ用が足りないわ」となるような気がします。
私の解決策はやはり…
私?私は早いうちにネットスーパーを使うと思います。先日花粉症で咳がひどくなったとき、やはりネットスーパーを使っていた方が良いと実感しました。
現在はネットスーパーでも、1つ1つ実店舗で選んだものを買うこともできるそうですから、自分での買い物に近い使い心地なのではないでしょうか(期待)。
それに家族全員が体調不良のときは、玄関先まで食料品を届けてもらえるって、安心ですよね。これこそライフラインだと思います。
以前使っていた生協の個人宅配は銀行引き落とししか支払い方法が選べませんでしたが、今はクレジットカード決済ができます。これなら本当に使いたいときだけ使えますから、今からたまには使っておいた方が良いと思います。
我が家は市の端っこに住んでいて、配達区域外になってしまう場合も多いのです。使えるネットスーパーは限られてしまいますが、もうそのネットスーパー(イオンです)を使うのが運命かもしれません。手始めに重いペットボトル飲料を頼んでみようかな。


にほんブログ村
にほんブログ村
コメント