主婦歴28年の私ですが、14、5年前から脚のダルさに悩まされてきました。
特に夕食の後片付けはダルくて苦痛でした。ここ数年は後片付けの間に中休みを入れて、脚を休めたりしていました。
脚がダルくなる原因
私は夫と娘2人の4人家族ですから、後片付けの量がそれほど多くて大変だということはありません。なのになんでこんなに脚がダルくなるのかと、心配して医者に相談したこともありました。
医者では脚にむくみがあることから、腎臓機能の低下を疑って、尿検査をしてくれましたが、まったく異常はありませんでした。とりあえず一安心ですが、安心しても脚はダルいままです。
色々と調べて、立っているときに太ももの筋肉を上手く使えないと、膝から下だけに負担がかかってふくらはぎの辺りがダルくなることが多いとわかりました。私は膝から下に比べて、太ももがやわらかく、しまりがない状態でしたから、太ももの筋肉が上手く使えていないことには、心当たりがありました。
太ももの筋肉を鍛えればよいのかと思って、私はスクワットを始めましたが、ダルさの解消には今ひとつでした。まったく効果がないわけではありませんでしたが、ダルさがなくなるわけではありませんでした。
年のせいもあるのかと半ば諦めていましたが、先日読んだ雑誌で、立っているときには、太もも、それも内ももに力を入れるとよいと書いてあるのを読みました。最近特に内もものたるみが気になってきた私は、早速夕食の後片付けのときに実践してみると、後片付けの間中、脚が重くないのです。休憩も入れなくて大丈夫になりました。まだ実践してほんの数日ですから、たるみの方には効果が出ていませんが、この効果なら十分に続ける動機になります。
引き締めが目的だと、忘れてしまって中々習慣になりませんが、脚のダルさの解消だとそんなことはありません。何しろ忘れていると、また脚がダルくなってきますから、ちゃんと思い出すことができるのです。
筋肉は鍛えるだけじゃダメ!上手く使う!
いくら筋肉を鍛えても(いうほど鍛えてはいませんでしたが)、それを生活の中で上手く使えなかったら、効果は半減してしまうということのようです。効果を感じないと、よいことを始めても習慣になりません。習慣にならないと、自分の根性が足りないなどと考えてしまいますが、そうではなかったようです。
立っているときには、内ももに力を入れる、これは今日すぐにでもできます。お金も時間もかかりませんから、ぜひやってみてください。内ももに力を入れると、片脚に重心をかけることもできなくなって、余計に脚が疲れません。
思えば20代のころ、私は立っていることの多い接客業でしたが、どちらかの脚に重心をかけた立ち方ばかりしていました。自分ではそれが楽な立ち方だと信じていましたが、1日終わるとクタクタでした。
正しい立ち方をしていれば、体も疲れず、もっと充実した生活を送ることができたかもしれません。そう考えると残念です。