歯のケアをしても報われない?再び新たな気持ちで取り組もうと思ったきっかけとは

歯のケア 健康

半年に1回、歯科医院で検診とクリーニングをしてもらっています。ある程度の年齢の方は歯周病予防の点からも、同じようなことをしているのではないでしょうか。

最近トラブルはないものの…

昨年の11月に検診とクリーニングをしてもらったので、半年経った今日、ゴールデンウィーク前に予約していた歯科医院に行ってきました。この歯科医院にはこの数年お世話になっていますが、最近はトラブルはなく、検診とクリーニングをお願いしているだけです。

半年に1回は歯科医院に行っているためか、検診とクリーニング両方で30分程度の時間で済んでいます。これは一般的な人に比べて、時間が長いのか短いのかわかりません。

しかし、かつて私はトラブルがあったときしか歯科医院に行っていませんでした。そのときに比べるとクリーニング(つまりは歯石取り)にかかる時間が格段に短縮されているため、これで良いのだと思っています。

ただ、どうも私は歯のお手入れにクセがあるらしく、毎回必ず注意を受けます。いつも下の前歯の裏に気をつけるように言われるのです。

今回も「下の前歯の裏に必ず歯石ができています。フロスを使って欲しいんです」と言われてしまいました。毎回、同じようなことを言われているのに、私は毎回必ず凹みます。だって、歯磨きは1日3回行っているし、そのうち2回は歯磨き後にデンタルフロスを使っているからです。

自分ではきちんとケアをしているつもりなのに

最初、フロスを使うように言われたとき「1日1回でもフロスを使えば、必ず結果が違ってきますよ」と言われたのに、その半年後にはまたフロスを使いなさいと言われたのです。それで1回では駄目なのかと回数を増やしたのに、また同じことを言われたわけです。

一生懸命に努力しているのに、駄目と言われてばかりいると、もう何もかもやるのをやめようかと思ってしまいます。そんな気持ちが私の顔に出たのかもしれません。歯科衛生士さんがこんなことを言いました。

フロスを動かし方に気をつけると良いですよ。フロスは歯の間だけで動かすのではなく、角度を変えて歯の表面をこするように動かしてみてください。

確かに私はデンタルフロスで歯と歯の間を上下にこするだけでした。歯科衛生士さんは、普段通り歯の根元までフロスでこすった後は、手の位置をずらして隣の歯の表面を擦るような気持ちでフロスを使えと言います。このとき片側だけでなく、反対側の歯の方も忘れずに擦ります。

これで今までよりも一層汚れが落ち、歯石がつきにくくなるはずだと言いますが、どうなるでしょうか。確かにネットで調べると、歯の側面に沿わせるようにしろと書いてあるサイトもあります。

もう1度新たな気持で

このサイトを読んでいるうちに、やはり私は今まで漫然とデンタルフロスを使っていたのだな、と実感しました。このサイトでは1度歯の間を掃除したデンタルフロスは他の歯に使うなと書いてあったのです。

これは糸タイプのデンタルフロスに限られていますが、1度使った部分は手で巻取り、未使用の部分を使うのだそうです。歯間にはプラークや食べ物のカスが付着しているからです。

掃除をするときも、汚れた雑巾でいくら拭いても床はきれいにならないですよね。それと同じことが歯にも言えるわけです。

自分としてはフロスまで使っているんだから、これで駄目なら歯石ができやすい体質なんだくらいに思っていましたが、どんなことに関しても、見落としていることがあるものです。もう1度新たな気持で歯科衛生士さんの言ったこと、ネットで知ったことを実践しようと思います。

いつかは歯科衛生士さんに「きれいに磨けていますよ」と言ってもらえることを夢見て頑張ります。今回もクリーニングの後、まったく口の中が痛くなりませんでした。以前は数日間、痛みがあって大変だったのです。これは進歩だと信じようと思います。

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