55歳にもなれば、誰でも気になるのがお肌のお手入れです。世の中には化粧水だけでも、たくさんの種類があって、値段もそれぞれが違います。多分私が死ぬまでにはすべてを試せないでしょう。
その上、世間には肌断食という考え方もあります。化粧品で足りないものを補うのではなく、肌自体を丈夫にして、何もつけずに過ごすことができるようにするのが、肌断食の考え方のようです。
自分の経済状況に合わせて、化粧品を購入してきちんと肌の手入れをするか、肌断食の考えを取り入れて、最低限のものをつかっていくかのどちらかの道を世の中の女性たちはたどるようです。
みんなはちゃんと手入れをしているの?
しかし私にはどちらも面倒くさくてできません。いくらお手頃な値段の化粧品であっても、洗顔料、化粧水、乳液、クリームや美容液と揃えていったら、かなりの金額になります。肌断食も続ける根性がありません。50歳を過ぎた女の顔に、乾燥して粉がふいていたら、と考えるだけでもめげてしまいますし、乾燥すると痛くて痒くて不愉快です。
そこで私が使っているのは、ドラッグストア、マツモトキヨシが販売している化粧水です。
値段は500mlで600円くらいだったと思います。後はその時の状態によって、手にも塗っているクリーム(キュレルのもの)か、娘が使い残したメラノCCという美容液を塗っています。化粧水だけのときもよくあります。肌の状態は良くも悪くもありません。多分年齢相応です。
どんどん老けていく自分、汚くなっていく自分を私はまだ受け止めきれていないから、 本当になにもしないのは、怖いのかもしれません。 でも年をとるのは私だけではありません。たまに同級生に会うと、みんなキレイにお化粧していても、年齢相応に老けています。何をやっても年をとるのは、自然の摂理なのでしょう。本当に自分を受け止められたときには、私は一切顔に何も塗らなくなるかもしれません。でも、痛いのや痒いのは嫌ですが。
化粧品では肌は変わらない、お手本とは
私の母も化粧品は今でいうプチプラのものを使い続けていました。
経済状態のためもあったでしょうが、化粧品店に買いにいくのは面倒だったのでしょう。
でも、若いときはそれなりに肌がキレイだといわれていたし、年をとってもそれなりの肌でした。
母を見ていると、化粧品で肌はキレイにはならなくても、汚くもならないことがわかりました。
私は母が死ぬまで、母の肌を見てきたわけですから、これは多分化粧品の真実です。
だから私はマツモトキヨシの化粧水でよいのです。安い割にはうるおいます。
ベタベタして嫌になるくらいですから、ぜひ使ってみてください。嫌になるほど大きなボトルですから、体にも塗れますよ。