25年目にして、草むしりのコツがわかった

季節

急に涼しくなりました。10月に入っても夏日が続くといって騒いでいたのが嘘のようです。
暑い間は中々できませんでしたが、また草むしりの季節になりました。

夏が終わったからといって、草がなくなるわけではありません。
落ち葉の季節になる前に、草をむしっておくと次の年に生えるのが少しは遅くなるように思います。

隣の芝生は青い、は草むしりにもいえる

今の家に引っ越ししてきてから25年が経ちましたが、やっと少しは草むしりができるようになりました。草むしりをするときに、気をつけたいことは色々とあります。暑いときには日焼け止めを塗る、帽子をかぶる、軍手などをして手を守る、虫よけなどで虫刺されを防ぐ、水分補給も忘れない、などですが、大切なのは動かないことです。

草むしりを始めたばかりの頃は、自分1人の静かな作業なので、やりがいがないと感じていました。そしてすぐに気が散りました。もっと違う場所をむしった方がよいのではないかと思い、場所をアチコチと変えたあげく、どこも中途半端で汚い仕事をしていました。

草むしりはパッと始めてすぐに終わらせられるものではありません。
自分が今いる場所を精一杯キレイにすることが、結局は全体をキレイにする近道です。
動きたくなっても、じっと我慢をして同じ作業を続けることには、忍耐がいりますが、それが草をむしるということなのです。

以前、コスモスの花畑が流行ったことがありました。コスモス畑は遠目で見るとキレイですが、いざ中に入ってみると、土が見えたりしてそれほどでもないことが多いのです。草むしりもそれと同じで、自分のいる場所ではないところをやった方が、効率よく終わらせられる、と感じてしまうものらしいです。でも、どこも同じです。今いる場所を移動してみると、やっぱり元の場所がよいように感じられます。

草むしりのやり方なんて、誰にも教わっていないけど、とりあえず黙って我慢をして続けてみると、少しは学ぶこともあったのかな、と思います。夫の祖母と同じ敷地内に住んでいましたが、さりげなく草退治をしてくれていました。草をむしった跡も残さないほどだったので、草がこれほど生えることを忘れるくらいでした。祖母が亡くなったことを、嫌というほど実感したのは、草がドンドン生えるようになったときです。

草むしりでケガをする人も

最後にもう1つ草むしりのときに注意したいことをお伝えします。
しゃがむ体勢は、中高年にはとても負担になるものです。熱中していると忘れていますが、立ち上がるときに危ない思いをするかもしれません。できれば、定期的に立ち上がって伸びをするなど、体勢を変えることを忘れないようにしてください。草むしりをしていて、しゃがんだまま方向を変えようとして、転んで骨折した人もいるそうです(40代)。
家の周りをキレイにしようとして、ケガをするのでは割に合いませんから、本当に注意してくださいね。

我が家の近所では、草むしりに熱中するあまり、熱中症になった人もいました。草むしりは危険と隣り合わせの決してなめてかかってはいけない作業なのです。

草むしりが終わったら、今度は落ち葉掃きの季節が待っています。草むしりに苦労しているみなさんは、それまでの辛抱だと思って頑張りましょう。

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