たびたびこのブログにも、私が好きだな、良いなと思うブログについて書いてきました。「全然丁寧じゃない暮らし」はずっと好きで、読んでいましたが、いくら好きだ、面白いと思ってもコメントを書くことができませんでした。
コメント欄がないと心が伝えられない?
これは私が恥ずかしがりやだから、ではなくコメント欄が見つけられなかったからです。どうやらはてなブログでは、登録してIDがある人のみ、コメントが送れるシステムになっているようです。私もコメントを送るためだけに、登録しようかと考えましたが止めました。
そこまで気合を入れていると、なんだかコメントではなくてファンレターみたいになってしまうような気がしたからです。コメントを書く前から恥ずかしくなってしまいました。それに、自分が好きで読んでいるんだから、それだけで十分だと言う気持ちもありました。
ある日、事態が変わった!
でも、ある日ブログにお邪魔したところ、「質問どうぞ」という欄が新設されていることに気が付きました。最初は、たくさんの読者がワイワイと質問をしていました。これでは返事を書くだけでも大変だからと、私は見守る側に立っていましたが、徐々に質問する人たちも落ち着いてきたので、勇気を出して質問ではなくメッセージ(やっぱりファンレターだ…)を書いてみたのです。
内容は「数年前から楽しく読んでいます。私もめんどくさがりやです~以下省略~」というものでしたが、ちゃんとブログ内で返事が掲載されていて、とてもうれしかったです。私はブログが好きで、ブログを始めました。だから、大好きなブログを運営している人とひとときの関わりが持てたのは、目的が達成されたような気持ちになれる出来事でした。
伝えて良かった
最近はコメント欄がないブログも多いし、コメント欄にどうやって書けば、自分の心が伝わるのかと考えると、私は何も書けなくなってしまうことがあります。子どもの学校の役員をやっていた頃、メールでの連絡は時として誤解を生むことがありました。相手の表情もわからないメールでは、それも仕方のないことだったのかもしれません。
ブログを読んでいるだけの関係なら、普段のその人のことを知らないわけですから、なおさら誤解が生まれることがあるかもしれないと思っていました。
でも、今回思い切ってメッセージを送って、久しぶりにワクワクすることができました。人に自分の思いを伝えて、それに対しての返事があるのは、やはり良いなと実感できました。人は関わりが有りすぎると嫌になってしまいますが、なさすぎるのも寂しくて嫌なのです。 ヤマアラシのジレンマと同じですね。トゲがあるヤマアラシどうしは近づき過ぎると痛いし、離れすぎると寒いです。
痛くなくて寒くない、ちょうどよい距離を探すことが必要ですが、 これを探すのは大変です。でも、ヤマアラシのように苦労しなくても、こんなちょっとしたことでワクワクした気持ちになれるということをお知らせしたくて、この記事を書きました。