今日、毎月恒例の換気扇掃除をしていました。換気扇はガスコンロの上に設置されていますから、レンジフードの中を拭こうとすると、どうしても脚立に乗るだけでは足りません。私はいつもガスコンロに膝をつくような格好でレンジフードの中を拭いています。
それを見た夫が危ない危ないと騒ぎ出したので、朝から少し不愉快になりました。落ちるとケガをすると言うのです。その心配は多少私にもわかりますが、かと言って夫が換気扇の掃除をするとは思えません。
換気扇掃除の回数にも、理由がある
結婚して30年、私が妊娠中でも、夫は一度も換気扇を掃除したことはないのです。夫はそんなところは外から見えるところではないから、掃除はしなくても良いという考えです。動きが悪くなるなどの症状が換気扇に出ているわけではないので、夫は私が不必要な掃除をしているのだろうと思っているようです。
私は月に2回換気扇を掃除しているので、確かに普通より回数は多いのかもしれません。しかし、私には私の理屈があって掃除をしています。汚れを溜めてから掃除をすると、時間がかかるし、強い洗剤が必要になります。
月に2回掃除をしていると、どうやって汚れを落とそうかと悩まずに済むし、ちゃんと汚れを落としきる達成感を味わえます。私もかつては年に数回しか換気扇に触りませんでした。すると苦労した割には、汚れがキチンと落ちません。キレイにならないから、余計に触りたくないという悪循環に陥っていたのです。
あえて月に2回掃除をすることで、私はやっと換気扇に悩むことがなくなったわけです。
安全な方法を考えないと…
しかし、私も今年で57歳になりました。もし、脚立から転げ落ちてケガをしたら、迷惑を被るのは家族です。私が脚立に乗るのはそれほど危なっかしく映るのでしょう。私は私の姿が見えませんから、脚立に乗るのをそれほど怖いとも危ないとも思っていません。
これは私が自分を客観視できなくなっているということなのでしょうか。そうすると、危ないと思わないことそのものが、加齢のせいなのかもしれません。
そろそろ私も換気扇や窓の掃除について考え直すときが来ているのかもしれませんが、汚れたところがあると思いながら、過ごすのは嫌だな~、と思っています。どうせ年をとるのなら、汚れていても気にならなくなると良いのに、と思うのですが、どうなるでしょうか。
少しは黙って見守ってほしい
それにしても、夫は昔から私が何をしても危ないと騒ぎます。結婚当初は包丁でキャベツを刻んでいるだけで、危なっかしいと言われて、腹を立てていました。
私がやらなければ、その仕事は自分に回ってくるのだということも考えて欲しいです。危なっかしいと言われながら、夫はケガで入院したのに対し、私は大きなケガも病気もせずにここまでやってきたのです。
いたずらに騒ぎ立てるのは、半ば夫の癖のようですが、少しは自分のお腹に飲み込むことがあっても良いのではないかと思います。その代わり、私も自分の安全を考えます。きっと。多分…