原稿料が支払われない、記事は公開されている、これって持ち逃げだろうと思うけれど…

内職 トラブル 生活

やっとライティングの内職が見つかったと思ったのも束の間、原稿料をなかなか支払ってもらえません。それでも催促して3月分は支払ってもらいましたが、4月分の原稿料がダメでした。

言い訳をされたが、信じられない

私が見つけた仕事先はいろいろな企業の下請けをしていて、必要に応じた記事をライターに書かせて納品していました。その企業からの振込がある口座が何らかの原因で使えなくなってしまったそうです。

だから、ライターたちに支払いができなくなったという説明を受けましたが、それも散々待たされた挙げ句(4月に納品した記事だったのに、説明を受けたときはすでに6月の終わりでした)に受けたものだったので、どうしても半信半疑になってしまいました。

それ以前の原稿料もかなり遅れて支払われましたが、そのときは支払いに使うカードが紛失したから、という説明でした。そんなに都合よく支払い時にトラブルが起きるものでしょうか。

連絡手段も切られた

私はクラウドワークス(仲介業者のようなものです)を利用して内職を探して、細々と続けていました。それがもう6~7年続いていたのですが、今までにそんなに支払いが滞った仕事先はありませんでした。仕事をしているときは、いろいろとあっても、最後の支払いは皆きちんとしており、一応は気持ちよく終わらせることができたのです。

そして7月末には支払うと言っていた仕事先からは一向に連絡がありません。初めての経験でもあり、不信感でいっぱいになっていた私は連絡に使っていたチャットで「言われた通り7月いっぱいは待ちますが、それ以降はクラウドワークスに通報します」と伝えたのです。

例えば仕事と偽って、教材を売りつけようなどと考える業者もいますから、そんなときには仲介業者であるクラウドワークスに通報できるシステムがあるのです。まあ、通報したとしても法的な力があるとは思えませんから、単なる脅しでしかありません。しかし、私の言葉に仕事先は気分を害したのか、仕事先のライター全員が登録されているチャットから、私は削除されてしまいました。

そして、驚いたことに私が納品した2つの記事は、どうやらどこかのサイトで公開されています。最近は納品して終わりではなく、記事を共有すればいつでも過去の記事を見ることができますから、行方も推測しやすいです。

今日、区切りをつけました

私はライターと名乗るのがおこがましいほど、しがない存在ですが、それでも記事を持ち逃げされたと思うと悔しいです。今日、予告どおりにクラウドワークスに仕事先を通報し、契約も中途でしたがこちらから打ち切りました。

今まで私を使ってくださった方たちが、実はとても真摯に対応してくれていたことが今更ながらわかり、感謝の気持ちでいっぱいです。こんなことがなかったら、私は今までの仕事をした人たちに感謝の気持ちが持てなかったかもしれません。

今までの私は幸せだったのだと、再確認して気持ちを切り替えていきたいです。これから、何をしようかな。もう、ライターをすることもないかもしれません。何をしようと自由だと思うと、嬉しいような、悲しいような…気持ちは複雑ですが、何かを見つけようと思っています。

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