勝手に始まる

生活

そろそろ新年度が近づいてきたせいか、ブログを読んでいても新しいことを始めたいという内容が目に付きます。年齢とともに段々新たな一歩を踏み出すのがおっくうだ、勇気が要ると感じる人も多いようです。

私も変化を嫌う中高年の1人ですが、気が付いてみると自分が今でも続けていることは、自分の意思もあるでしょうが、そのことに引っ張られているように思います。

勝手に始まったとしか思えないこと 1

例えば私が内職としてやっているライティング。これを始めるまでのハードルは、半端ない高さでした。仕事を見つけられるように、クラウドソーシングサイトに登録したり、報酬を振り込んでもらえるように、自分の口座を作ったりしました。

若い人にはどうということもない手続きですが、WEBでの手続きに慣れていない私にとっては失敗の連続でした。見落としが多くて、いつになっても手続きが終わらないのです。普段の私なら諦めてしまったでしょうが、そのときには滅多にない粘り強さを発揮して、サイトの登録も銀行口座の開設の完了しました。

そして未だに小遣い稼ぎの域を出ないにもかかわらず、家でコツコツとライティングを続けているわけです。

勝手に始まったこと 2

このブログを作るときもそうでした。パソコンが得意でもない私が本当にWordPressでブログが作れるのか、作れたとしてもその先はどうなるのか、などとあれこれ考えていましたが、ブログを作りましたし、まだ挫折していません。

地道に記事を増やし続けていると思います。このブログは成功したとも言えません。ブログにとっての成功とは、読者が増えるとか、アフェリエイトで収入が入るということだと思いますが、そのどちらも私はなし得ていません。

しかし、成功をしていないブログをいまだに続けているということが、普段の私には見られない粘り強さです。自分がこんなに粘り強く物事に向かい合えるのだということが、自分にとって一番意外でした。ライティングもブログも、これはもう自分の意思の他に、何かが私を引っ張っているんだと思わざるを得ないのです。

きっと好きなことしか残らない

私の場合、パートで働くことやコーラスのサークルに参加すること、ママ友と付き合うことは挫折してしまいました。きっと自分に合わないことは、自然に淘汰されていくのでしょう。

人間は変化を嫌うものですから、新しいことを始めるのに、不安があるのは当然です。でも、合わないことは自然と身の回りから去っていき、自分の本当にやりたいこと、好きなことだけが残るのです。もし続かなくても、それは自分が好きなことではなかっただけですから、挫折感を覚える必要もありません。

何をやっても続かない、と言う人は根気がないと考える前に、本当に自分がやりたいことをやったのかを考える必要があると私は思います。

この先私が始めることがあるのか、あるとしたらそれは何か、とても興味深く思っています。こんなことを考えるのも、やはり春だからでしょうか。

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