引きこもりで検索して見つけたブログでいろいろと考えた・私にできることは何?

引きこもり 生活

次女が引きこもりになってから、実際に何をして良いかわかりませんでした。引きこもりになったとき、次女はすでに成人していたからです。次女がせっかく入学した大学を辞めたいと言ったとき、私は一番にこのままでは引きこもりになると思いました。

何をしたら良いのかわからないままに引きこもりが定着した

私自身の弟がかつて専門学校を退学した後、数年間引きこもりのような状態になり、母が国民年金等を支払っていたということがあったからです。

だからとにかくアルバイトをして、自分の自由になるお金を少しでも手にして、気晴らしをしながらどうしたら良いかを考えて欲しかったのです。しかし、そのアルバイトすらも次女には負担でしかありませんでした。それでも2~3箇所は仕事をしに行ったでしょうか。

どれも仕事がまったくできない、
仕事先の人も私に困り果てている
簡単な仕事を作ってあてがってもらっている状態で心苦しい

などと言い、最終的にもう行きたくない、と辞めてしまいました。

私は短期派遣のアルバイトで、そこまで言う次女の気持ちがはかりかねました。そこに入社するのではなく、数ヶ月の付き合いでしかないのに、そこまで突き詰めて苦しむ次女を見ていると、仕事を辞めてしまうのも黙認するしかありませんでした。

それから早いものでもう5年が経ち、次女は25歳になりました。同級生には結婚した人もいます。そろそろ夫は定年を迎えることになります。私はこのまま次女が家だけで生きているなら、障害年金をもらうことになるのだろうか、と考えるようになりました。

次女の将来を考えだしたときにこのブログと出会った

そんなときに本当に出会ったとしか言えないようなブログがこちらのブログです。

2人のお子さんも持つwakoさんが書いているブログです。wakoさんの息子さんは中学1年生のときから不登校になり、2019年で26歳になるまでの14年間を綴っています。息子さんのことだけでなく、他の家族(実家の父、父と離婚した母、姉、そして現在の自分の夫)との軋轢もいろいろとあり、それが正直に書いてあるため、とても読み応えがありました。

家族はみんなつながって影響を与えあっているわけですから、多分、問題が子どもの引きこもりだけってありえないのだと思います。

2019年には息子さんが障害年金を受給することが決まり、かなり状態も落ち着いたようで、在宅でできる仕事をしたいと言うまでになりました。息子さんにとっては障害年金を受給することで、あと少し頑張れば自立ができる、と思うようになったそうです。そこでwakoさんはそれまでのことを、誰かの役に立つなら、と記録に残す決心をされたのです。

引きこもりでも受け入れたい

我が家の次女もどうしても普通の人と同じにできない、とポツリと言ったことがありました。普通になれ、と言ってもそれは次女にとっては無理でしょう。普通になれは、すなわち次女でなくなれ、ということなのかもしれません。それはあまりにも悲しいことです。

私は、次女は次女のままでいさせてあげたいです。だからそのためにお金のために無理に外に出ろというよりは、あるがままの次女を受け入れ、障害年金があるから最低限大丈夫だよ、と言ってあげたいと思っていました。

私が1人で考えていたとき、障害年金をもらうのは世間に対して甘えているのかとか、私は次女に世間で普通に生活できないというレッテルを貼ろうとしているのかという思いもありました。でも、wakoさんのブログを読んでいて、こんなに苦しい思いをした人が決めたことだからwakoさんの息子さんが障害年金を受給することはとても喜ばしいことだと思いました。

次女が受給するかどうかはまだまったくわかりませんが、障害年金のことを考える前に私が次女のためにできることは何かをまず、考えようと思います。そうしてwakoさんほどではなくても、やり切ったときには障害年金のことを考えます。

ブログはすでに3年も更新されていません。更新する必要がなくなったのなら、それも良し、です。正直、今どんな生活をされているのかは気になります。引きこもりが家族にいると、とにかくどこかに希望を見つけたいんですよね…

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