生きるのは大変だ

家族として生きるって難しい 生活

神田沙也加さんが亡くなり、いろいろな人がテレビの中で悲しみのコメントをしています。その中で彼女の才能を早くから見出して、ミュージカル女優として育てていた宮本亜門さんのコメントを聞いて、ちょっと涙が出そうになってしまいました。

聞いているだけで辛くなる一言

オーディションで役を勝ち取った神田さんは、宮本さんに対して「私の両親は有名人だから、自分はオーディションに合格したんですか?」と尋ねたと言うのです。

「そんなことはない、あなたの演技が良かったから、合格したんだよ」いくらこう答えても、神田さんはなかなか納得しなかったそうです。生まれてからずっと、彼女は何をやっても、やらなくても、すべてがあの有名歌手と俳優の娘だからと言われてしまい、本人の資質とは認められない生活をしていたのかもしれません。

その生活はいくら経済的に恵まれていても、かなり苦しいものだったのではないでしょうか。私も彼女の透明感のある容姿と歌声に触れるたびに、昔のお母さん・松田聖子さんの姿を思い出し、遺伝ってすごいな~、などと思っていました。

一人ひとりには悪気はなくても、その思いが何千何万と積み重なると、すごい重圧になるのかもしれないと思うと、怖くなってしまいました。

頭の良さもときには辛い

そう言えば昔、雑誌を読んでいたら、お母さんである松田聖子さんが、まだ神田さんが幼かった頃の話をしていました。テレビで謳っているお母さんの姿を指差して松田さんが「ほら、ママだよ」と言うと、神田さんはこう答えたそうです。

「違う、あれはママじゃない。松田聖子」
神田さんは幼いながらも、お母さんが松田聖子であるときは、決して自分だけのものではないことを理解していたのでしょう。頭の良い娘さんだったのだと思います。

そうして誰かの娘ではなく、自分自身として生きたいと願っていたはずですが、それが難しいことだったのでしょうか。

生きようとしていたのだと信じたい

娘を亡くした父と母のこれからの人生を思うと、私の気持ちまで暗くなります。芸能人というだけで恵まれた人生を歩んできたように思っていましたが、神田沙也加さんのご両親は一番大切なものを失ってしまいました。このような状態の人に、何と言葉をかければ良いのか、私にはわかりません(まあ、私は声をかける立場にはありませんが)。

ただ、私は、人は最後まで生きようとするものだと思っています。結果として亡くなってしまいましたが、それは彼女が自分で選んだのではなく、精神の病のようなものが選んだことだったのではないでしょうか。

心よりご冥福をお祈りします。

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