サニーベールさんのブログを読んでいて、ウチも同じだととても共感しました。
あれ食べたいが多すぎる
私の夫もしょっちゅうあれが食べたい、これが食べたいと言っていて、それが私には大変うるさいです。夫は家にいる間、テレビを決して消しませんが、その間に出てくる食べ物を食べたいと言います。
私が作ったものを食べながら、テレビ画面に映し出されたものを食べたいと連呼するので、とても腹立たしいです。夫があれを食べたいと言ったものを作ったときでさえ、テレビに美味しそうな映像が流れるとすぐにやっぱりあれが食べたい、となります。
最初は私が作るものに何か不満があるのかと考え、夫が希望を言うと極力それを聞き入れて、料理をしてきました。しかし、最近ではそういう目移りしやすい性格なのだと思うことにしています。
食べたい夫の言い分とは
それに夫には言い分もあるようです。
だってお前は今日何にしたら良いかな~って、いつも悩んでるじゃん。だから俺はアイディアを提供しているんだよ。好意で言ってるのに、悪く取らないでよ。
確かに私は、今日何にしようとよく言っていますが、それは食事作りをしたくないから言っているのに過ぎません。本当に献立のアイディアを求めているのではないのです。ヒ
ントを欲しがっていることはあっても、それは今冷蔵庫の中にある食材を使ってできるもの、簡単な手順でできるものを求めているのであって、別に夫の食べたいものを作りたいわけではないのです。
夫にはそんなことはわかりようもありませんから、いたずらに私の面倒くさいという気持ちを刺激するような料理の名前ばかりあげて、余計にうるさがられています。
例えば、カレーならそうしようとなるところ(後はサラダくらいをつければ良いので歓迎するメニューです)を夫はけんちん汁(材料の種類は多いし、他にもおかずが欲しくなる)とお稲荷さんがいい、などと言うのです。
あれ食べたいは愛情確認?
夫は自分のリクエストが聞いてもらえると嬉しいようです。結婚して30年、普段はお互いに愛情を確認することがありませんから、食事のリクエストを聞いてもらえることが、夫にとっては唯一の愛情確認の機会になっているのかもしれません。
やたらと食べ物に執着する夫のことを愛情不足なのかと心配したこともありました。しかし、だからと言って、今更愛情を前面に押し出して夫に接することも私にはできそうもありません。結局、夫は今日もあれ食べたい、これ食べたいと言って私にうるさがられているわけです。
私にできることはない
今日は娘のリクエストでカレーにする予定ですが、夫は肉屋さんのコロッケを載せたカレーが食べたいと言っています。スーパーのでは駄目だそうですが、我が家の近所にあった肉屋さんは数年前に閉店してしまっています。だから私がコロッケなどはできるだけ作るようにしていますが、どうも違うみたいですね。
しかし、自分で作るとなるとかなり大変なのがコロッケです。それを違うと言われても、もう私には何もできることはありません。
サニーベールさんも大変でしょうが、お互いに乗り切りましょう。どこの家庭にもきっと同じような悩みがあるはずです。自分が食事を作る側にならないとわからないことってきっとあります。
そして私もまた、夫のことでわかっていないことがあるようにも思うのです。それを思って、あれ食べたい攻撃を乗り切っていこうと思います。