梨泰院ってなんて読むのと思っていたけど、こんなことで覚えたくなかったな、と思う

生活

梨泰院って、ドラマの舞台になったことは知っていましたが、何と読むのかと思っていました。もう何カ月もその状態だったし、それで特に疑問もなかったのですが、ここに来てはっきりと読み方を知ることになります。

梨泰院はイテウォンと読み、韓国の繁華街の名前で10月29日にはハロウィンでたくさんの若者が押し寄せ、群衆雪崩が起こってしまいました。それにより150名以上というたくさんの死亡者が出たのです。

気が付かないうちに危機に陥っている怖さがある

コロナの流行が落ち着き、やっと行動制限も緩和されました。今回梨泰院に押し寄せた若者たちはコロナをくぐり抜けて、これから再びコロナ前のような生活ができるはずでした。それなのにこのようなことになってしまったのは、本当に残念です。

群衆雪崩というのは、過去に日本でも起こっています。兵庫県明石市での歩道橋事故や原宿の竹下通りでの事故などです。夫などは、人混みに行くからいけない、そんなところに行くヤツの気が知れない、などと言っています。

しかし、自動車や飛行機に乗るときは事故のリスクがあると考える人がいるかもしれませんが、まさか自分が普通に歩いている道で、突然周りの人そのものが凶器になって襲いかかってくると考える人はどれだけいるでしょうか。

気がついたら大変なことになっていた、抜け出したくてももう自力では抜け出せない状態になっていたのではないかと思います。

私も人混みで危ない思いをした

私も今回のこととは比べ物にはなりませんが、過去に何回か危ない思いをしています。そのうちの1回は、もう40年以上も前に母と行った初詣でのことでした。元日や2日は混むからと、わざわざ日をずらして行ったのですが、その日はだるま市をやっており、とても混んでいたのです。

とにかく後ろから強い力で押されて、転んでしまうのではないかとヒヤヒヤしました。一緒にいた母は私のことがとても心配だったようで、ずっと「ゆみこねこが、うちの子が潰れる~!」と叫んでいて恥ずかしかったのを覚えています。しかし、今考えると母には強い危機感があったのでしょう。

一度群衆から押されると、自力で脱するのは無理でした。危機を脱することができるのは、運だと思います。そのときの私には、人混みは危ないという思いもなければ、危なくなったときはどうしようかという考えもありませんでした。私は昔からそれほど出かけるのが好きではありませんでしたが、それでもこんな経験をしています。多くの人が、もっと危ない経験をしているのではないでしょうか。

群衆雪崩についてもっと知ったほうが良い

こんな不幸なことがもう起こらないようにするためには、もっと群衆雪崩というものを世間に知らせる必要があると思います。知っているのといないのとでは多分大きな違いがあります。今回の事故では、わざと人を押す人がいたということですが、群衆雪崩を知っていれば、少なくともそんな人はいなくなるでしょう。

もっと前からこのような事故が起きないようにするべきだったのに、桁違いの大きな事故となってしまいました。これから気をつけて事故を防いだとしても、今回亡くなった方は帰ってきません。あまりに大きな代償だったと思います。それにしても、韓国はお隣の国なのに、たびたび日本の私たちの肝を冷やします。セウォル号沈没事故とかテグの地下鉄放火事件とか…

今度は韓国のもっと良いニュースを聞きたいと思います。事件や事故とは関係なく、韓国のことを知ることができれば嬉しいですね。

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