ここ数日、普段引きこもって生活している次女が胃の不調を訴えています。昨日はとうとう起床したときに、何も食べられなくなりました。そして、私に胃薬を買って来て欲しいと言うのです。
次女が欲しい胃薬は
家に胃薬は常備してあるのですが、それではなくてガスター10というのを買ってきて欲しいと言います。もう知っている人も多いでしょうが、ガスター10は胃痛によく効く上、痛みのあるときには食前食後に関係なく服用できます。
引きこもり生活で次女は普段から食事が不規則です。夕食だけはなんとか家族と変わらない時間に食べていますが、それ以外は食べたり食べなかったりします。服用する時間が食前や食後に決まっていると薬が飲めないことが多いのです。痛いときに、すぐに飲める薬があるのは次女にとって心強いのではないでしょうか。
さっそくガスター10を買いに近所のドラッグストアに出かけましたが、そこでこんなことを言われました。
これで痛みは止まると思いますが、ずっと飲み続けるのは避けてください。3日ほど服用しても痛みが止まらない場合は、病気が隠れていることもありますので、必ず医師の診察を受けてくださいね。
放っておきがちだけど
引きこもりの次女は1カ月の大半、頭痛や胃の不調を訴えており、その度に薬局で買った薬を服用してごまかしています。私自身、20代から40代にかけてしょっちゅう胃に不調が出ていました。
痛みがひどいときは夜眠れないこともあったため、検査をしてもらったこともありましたが、たいした病気は見つかりませんでした。私はいつしか、不調のときはドラッグストアで買った薬を飲んで凌ぐようになったのです。次女はそんな私の生活を見ていたのかもしれません。
ただ、次女の生活は特殊です。外の世界でのことがストレスになるから次女は引きこもっているのだと思いますが、家の中だけの生活(それもほとんど自分の部屋の中です)で胃が痛むほどのストレスを溜めているなら、この先次女はどう生活していけば良いのだろうかと考えてしまいます。
いろいろな意味で医者に行った方が良いかも
次女は引きこもり当初、心療内科に通ったこともありましたが、コロナの流行とともにそれもなくなりました。それどころか美容院、買い物などにも一切出かけなくなったのです。今回は三連休中でもあり、医者に行けとも言えないため急いでドラッグストアに行きましたが、自分でもこれで良いのかと疑問を感じていました。
次女のためを思うなら、医者に行かせなくてはならないのではないでしょうか。医者も外の世界には違いありません。体調も整えなくてはならないですが、外の世界への細い糸を完全に切らずにいることが今の次女には大切なのではないかと思うのです(もちろん病気が隠れていないかも調べて欲しいです)。
ドラッグストアで会計をしながら、何だか複雑な思いにかられた私です。