3日に1度の買い物でスーパーは密でなくなるのか

買い物 コロナ

東京都知事がスーパーの買い物客が増えていることを心配しています。食料品・日用品を買うのは不要不急の外出には当たりませんが、スーパーに人が集まってしまうと、そこが新たな感染源になってしまうからです。

いつでも買い物の量は変わらない

そこで都知事は買い物を3日に1度くらいまで減らすようにと発言しました。単純に考えるとスーパーの人口密度が3分の1に減るように感じます。でも、いくらコロナ騒ぎの最中でも健康な人間の食べる量は変わりません。緊急事態宣言で家にいることが増える分、以前よりも食費が増えたと感じている家庭も多いのではないでしょうか。

私はもともとまとめ買いをしていましたが、明らかに1度に買う量は他の人に比べると多いです。たまにレジの人がびっくりします。買い物の量が増えると、スーパーに滞在する時間が増えるし、レジの前で立ち止まる時間も増えるでしょう。買い物する量が変わらないなら、買い物の頻度だけを減らしても、リスクは変わらないように思えます。

スーパーの密度を減らすために

しかし、このまま放っておくと、スーパーが新たな感染源になる恐れは消えません。スーパー側でもさまざまな対策を講じています。買い物をする私たちも何か工夫をするべきです。

少人数での買い物

買い物に少人数で行くことは、スーパーの人口密度を減らすためには有効な手段だと思います。それだけでなく、滞在時間を減らすためにもよいでしょう。あれこれ相談しながら買い物をするとどうしても時間がかかります。1人なら喋りようがないので、時間もかからないし、飛沫感染をさせる危険も減るはずです。

品定めをしない

品定めをしないことも滞在時間を減らすことにつながります。少しでもよい商品を選びたいのは、消費者の当然の心理ですが、そもそもキレイにパックされた商品の鮮度を完全に見定めることは不可能です。

時間をかけて品定めをする人の中には少しでも消費期限の長いものを選びたいあまりに、陳列棚の奥に手を突っ込んで、商品を取り出している人がいます。この行為は時間がかかるだけでなく、食品ロスにもつながります。一生品定めをしてはいけないのではなく、この時期だけは割り切って品定めを止めてみましょう。買い物が意外なほど早く終ることに気が付きます。

私はほとんど品定めをせずに、何でも手前から取りますが、それほど失敗はないものです。普段から通っているスーパーを信頼しているなら、それほど品定めに時間をかけなくても、買い物はできるはずです。消費期限が短いと感じても、今はどこの家にも冷蔵庫があり、冷凍保存ができます。危ないと思ったら、冷凍保存をすればよいのではないでしょうか。

買い物時間を見直す

買い物に行く時間を見直してみるのもおすすめです。誰でも買い物は早めに済ませてしまいたいと考えるようで、開店してしばらくしてからお昼前までの時間はどのスーパーでも人口密度が上がるようです。また夕方も夕食のおかずを求める人で賑わいますから、避けた方がよいかもしれません。

この先もスーパーは密でない方がありがたい

食料品や日用品の買い出しを担っている人にとって、混雑しているスーパーでウロウロするのは、ムダ使いにつながるし、体も疲れます。コロナ騒ぎがないときでも、スーパーは混雑していない方がありがたいはずです(活気があってよいと思う人もいるかもしれませんが…)。スーパーの人口密度を減らす工夫をしておくと、コロナ騒ぎが収束した後の生活にも役に立つかもしれません。

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