昨夜テレビを見ていたら、家の中でもっともウイルスが付着していて危険な場所はダイニングテーブルだと言っていました。家族が揃って食事をすると、飛沫がたくさん飛び散る場所だからです。そして食事をする場所なので、手についたウイルスが口に入りやすく、(新型コロナウイルスに限らず)感染の危険が大きくなるということです。
しっかり水拭きしていました
もちろんどの家でもテーブルを拭いているはずですが、その方法に間違いが多く、テーブルは危険な場所になってしまっているそうです。その間違いというのは濡れたふきんでテーブルを拭くことです。
濡れたふきんで拭くのは、ウイルスやハウスダストを塗り拡げることになってしまうそうです。濡れたふきんを放置しておくと、雑菌の温床になるというのは、以前から盛んに言われていたので、私はペーパータオルを使っていました。食器を拭いて濡れてしまったペーパータオルをテーブルやガスコンロまで拭いてから捨てていました。使い捨てだから清潔かな、と考えていたのです。
乾拭きに対する抵抗感!
濡れた状態が良くないのなら、私の取っていた方法はアウトですね。しかし主婦歴30年ほどの私の人生では、テーブルは水拭きするものでした。こぼしたソースなどがテーブルについていた場合、乾いたふきんではふきんそのものにシミがついてしまいます。
また、私は何かがこすれる音や感触が嫌いで、テーブルを乾拭きすることを考えただけで嫌な気持ちになってしまいます。とにかく私は水拭きの後で、必要なら乾拭きをしたいです。でも、昨夜見た方法は、乾拭きしてから、最後の仕上げとしてアルコールをスプレーしていました。
テーブルを水拭きするか乾拭きするかでこんなに抵抗感を覚えてしまうのは、私が年を取って柔軟性がなくなってきた証拠なのでしょうか。こんなことでは、新しい生活様式どころではありません。
焦らずに行こう
人と会うときにはマスクをつける、距離を取るとか、こまめな消毒とか、それでなくても今までとは違うことが増えてきました。他の人はどうだかわかりませんが、私や夫はなかなか馴染めずにちょっと困っています。若い人はこれから新しい生活様式に慣れていって、それが当然になるのかもしれません。
でも、最近はマスクをつけるのが嫌になってしまったという声もよく聞きます。ツイッターでは「コロナ飽きた」というハッシュタグがありますね。私だけではないんだと思うと、少し嬉しかったりします。どの年代でも、この生活を当然のものとして受け止めるのにはもう少し時間がかかるようです。私は焦らずに少しずつ慣らしていった方が良いと思っています。
乾拭きから始めよう
私はまず毎日のテーブルを乾拭きすることから慣れていこうと思います。手間をかけてウイルスを塗り拡げるよりも、新しい拭き方を習慣にする方が良いですから。コロナだけでなく、これからの季節は食中毒の予防にもなりそうです。そのうち他のことにも慣れるかもしれません。
でも、マスクは別問題です。無理をしない方が良いと思います。マスクをつけるとほんの10分ほどで顔の表面の温度が36度から40度に上がってしまったという例もあります(これもテレビで見ました。テレビばっかり見ているようで、恥ずかしい…)。命の危険を冒してまで新しい生活様式を守り抜くことはないと思います。私は自分で良いと思ったことを、1つずつ取り入れていきたいです。