先日ツイッターである居酒屋で食べていた鍋料理に大量の虫が混入していた、気持ち悪いというつぶやきが投稿されているのを見ました。私は『ふ~ん』と思っただけでしたが、かなり問題になり朝のワイドショーでも取り上げられることになりました。
気分は悪いだろうけど
確かにわざわざお金を払ってする外食のとき、料理に虫が入っていたら良い気分にはならないでしょう。原因は白菜の洗浄を怠って、虫の存在を見逃してしまったことだそうです。
店側は真摯に謝罪をする必要がありますし、これからは材料の洗浄をより丁寧に行うように社員教育を徹底する必要も出てきます。
しかし、私も何度か白菜に細かい虫がついていて、さあ食べようというときに料理に虫が浮いていた経験があります。飲食店なら客に提供する前に気づきそうなものですが、気づかないほど忙しかったのか、とにかく事情があったのかもしれません。
私は農業の経験がないため、野菜と言えばもらうのが専門ですが、家庭菜園のように個人であまり農薬を使わず、自然な状態で育てた野菜には虫がついていることが多いように思います。つまり、野菜も虫も自然の一部で切っても切れない関係なのです。
裏を返せば虫がついている野菜は安全だということになります。野菜を食べる人は虫の存在を忘れてはいけないと思います。安全で美味しい野菜には必ず虫がいると思った方がよいのかもしれません。
実際にどうすれば良いか
それではもし、外食をしているとき、料理に虫が入っていたらどうすれば良いのでしょうか。私はまず、店側に虫が入っていることを伝え、料理を取り替えるように要求するのが良いと思います。それで、すべては解決したのだと自分を納得させます。
自分が食べたいと思った料理を安心して食べることができれば、適正な料金を支払って、外食は完結すると私は考えます。だから、虫が入っていれば、入っていないものに取り替えてもらうことで万事OKです。
心を込めた謝罪の言葉があればなお良いでしょうが、それはその時の店員さんの資質にもよると思います。謝罪をするというのは意外に難しいため、申し訳ないと思っていても、それが素直に言葉に現れない人もいるはずです。
私は謝罪のあるなしにはこだわらない方が、自分が楽ではないかと思います。外食は強制されて行くものではないため、もう嫌だと思ったら、これからはその店に行かなければ良いだけです。
虫なら命の危険はない?
怪しげな薬品などが混入されていては命にかかわりますが、虫で亡くなった人というのは聞いたことがありません。混入していたのが虫で良かったとさえ思います。
私は中学校の給食にも虫が混入していたことがありました。ガガンボという蚊のような形をした大きな虫でしたが、他におかずがなかったため、ガガンボを取って捨ててそのまま食べました。
今から40年以上前でも、他の女子生徒は嫌だ、気持ち悪いなどと言っていましたが、私は断固として食べました。だってお腹がいっぱいにならないし、捨てたら給食がもったいないではありませんか。大体虫は取って食べるのですから、他の人が食べているものと同じはずです。
虫混入が不愉快なのはわかりますが、何もツイッターで拡散しなくても、と思ってしまいました。店側の態度を見ていたわけではないため、あまり無責任なことは言えませんが。もしかすると、まるで誠意のない対応だったのかもしれませんね。
白菜は葉っぱに凹凸が多いし、何枚も重なっているため、なかなか完璧な洗浄も難しいと思うので、どうしても虫が嫌なら、お店で鍋料理は食べないという方法もありますね。ただ、自分で白菜の葉っぱを1枚ずつ洗っていると、あれもこれもと気になって、ちっとも終わらなくなるんですよ…