アライグマの鳴き声が消えた・ホッとしている私は冷たい人間だと自覚せざるを得なかった

生活

昨日、アライグマの子どもが敷地内で見つかり、1人で慌ててしまいました。結局、私はアライグマを水路からすくって、地面に置くだけしかできませんでしたが、とにかく疲れました。

鳴き声が消えてホッとしている私

アライグマは朝4時くらいから正午近くまで休みなくぎゃあぎゃあと鳴いていたため、気が休まりませんでした。水路からすくった後、我が家の周りをぐるりと鳴きながら移動していたようですが、しばらくすると別の家の敷地から鳴き声が聞こえるようになりました。

まだ、ほんの子どもですから、自分で移動したのか、カラスにでもさらわれたのかわかりません。とにかく、その後しばらくするとまったく声が聞こえなくなったのです。夕方、仕事から帰ってきた長女が敷地内を見て回りましたが、アライグマの姿はなかったそうです。

私は昨日アライグマの子どもの姿を見て、我が家の倉庫の中でアライグマが繁殖してしまったのだ、と思いましたが、それは間違いだったのかもしれません。鳴き声が聞こえだした昨日、すでにアライグマの子どもは親とはぐれていた可能性があります。居場所を求めて我が家の倉庫の中に入ったところ、先客のハクビシン(これは次女が目撃しました。鼻の筋がはっきりと見えたそうです)から攻撃され、弱っていたのかもしれないな、と思いました。

ホッとしたのに後味は悪い

アライグマがどうなったのか、不安もありますが、我が家で飼っていたわけではないし、もし見つけたところであまり良い解決方法があるとは思えません。これはこれで良かったのでしょうが、なんとなく後味が悪いです。

勝手に人間の都合で日本に連れてこられ、飼いきれないとなると野に放たれ害獣扱いを受けているアライグマ。私自身もアライグマがいなくなったことで、ホッとしています。アライグマを邪魔に思っているわけです。なぜ、こんなことになったのか、どうすればこんなことが起こらないのかを私たちはこれからちゃんと考えなくてはいけないのではないでしょうか。

今回のことで私はとことん野生の動物が苦手なのだとわかりました。昨日のアライグマなど、冷静に考えれば小さくて可愛らしい生き物なのです。それでも、網ですくうときに私は冷や汗が止まりませんでした(長女は私の横でずっとかわいい!を連発していた)。

このことを忘れずに、これから私は無責任に動物をかわいいという理由で構うのはやめます。きっと私は最終的に動物に対して親身になれないと思います。動物に親身な人は水路からアライグマをすくうくらいで冷や汗などかかないはずですから。

それにしても、苦手なのに私は野生動物に遭遇する確率が高いです。今までも自宅に入ってきたコウモリやヤモリを何回も捕虫網で捕まえて外に放ってきました。最終的にはアライグマです(段々と大きくなっているところが怖い…)。前世でよほど悪いことをしたのかと考えてしまいます。

また、こんなことがあるかも

夫にいろいろと野生動物が出入りしているようだし、倉庫の解体も視野に入れなくては、と言ったのですが、夫はこんな感じでした。

あの大きな倉庫を解体するのにいくらかかると思ってるんだよ。それにあれはアスベストを使ってるんだぜ。下手に壊せないよ。別にアライグマが出たのはオレたちのせいじゃないよ。ここら辺の納屋とか倉庫とかみんな同じ状態だと思うよ。

これからもいろいろな動物と遭遇しそうですが、気をしっかりと持って何とか乗り越えていきたいと思います。今朝も早朝から目を覚ましてしまいましたが、何の鳴き声もしないのは平和だと思いました。私はつくづく動物に冷たい人間ですね…(まあ、人間には暖かいのかと言われるとそれも自信がないです)。

最後になりましたが、画像の茶色い物体はアライグマです。スマホのカメラで撮影したのですが、冷や汗をかきながらだったので、こんなことになってしまいました。

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