春、お弁当作りをしている人、これから始める人、みんなお疲れ様です。一緒に頑張りましょう!

弁当の量 生活

新年度が始まりました。いろいろな方のブログを読んでいても、お弁当についての記事が増えているような気がします。お弁当の呪いなんて言っている方もいて、なるほどな~、と思っています。

お弁当が苦手な場合もある

私自身は高校時代、母からお弁当を必ず持たされていました。中学2年生のときに父が脳出血の発作で倒れて働けなくなったため、実家はとても切り詰めた生活をしていました。無駄遣いは絶対にダメ、と言われ母手作りのお弁当を持たされたのですが、私はあまりそれが好きではありませんでした。

もともと私はお弁当自体が好きではなかったのだと思います。作って時間の経ったもの、違うおかずの味が混ざったもの、そして箸休めと称して甘い煮豆などが入っていること、どれも嫌で何とか持っていかない方法はないかと思っていました。自分では購買でパンを1つ買うくらいで済ませたいと思っていました。

でも、実際は大学を卒業するまでお弁当を持って行き続けました。結構長い時間、お弁当を食べ続けたのに好きではなかったからか、記憶も曖昧です。どんなおかずが入っていたのかも、あまり印象にないくらいなので、自分がお弁当を作る番になるとどうしたら良いのか困ってしまいました。

私も呪いにかかっていた

長女が高校に入学する少し前から夫に弁当を作り始め、その後長女の分も作るようになりました。一時期、長女は弁当を持っていかなかった時期もありました(バイト先で弁当を食べるスペースがなかったから)が、通算で15年くらいは作り続けています。

やはり私はお弁当の呪いにかかっていたのでしょう。夫は何かと弁当に文句を言います。卵焼きとレタスは絶対に入れろだの、チャーハンは弁当に入れるなだの、味をもっと濃くしろだの数えるとキリがありません。そして長女も緑の野菜は入れないで、などと言うのです。それでも作ったのは呪いのせいだとしか思えません。

でも、専業主婦だし、家族にしてあげられるのはこれくらいだし、と思って作ってきましたが、弁当作りを続けてこられた原因に1つ心当たりがあります。それは卵焼きをキチンと巻いて作らないということです。

きっかけは卵焼き

最初のうちは朝に卵を1回ずつ巻いて通常の卵焼きを作っていました。それだけでかなり時間がかかり、うんざりしていたところにテレビでこんなことを言っていたのです。

卵焼きはいちいち巻かなくても大丈夫!一度に卵液をフライパンに流し込んで、半熟になったら折りたためば、卵焼きの完成です。

本当にそれでも卵焼き風になったのです。一品だけでも短時間で完成できるとわかったら、途端にお弁当作りのハードルが下がりました。夫もこの卵焼き風には文句を言いませんでした。私はこの卵焼き風のことを知らなかったら、「朝から卵焼きなんて作ってられないよ!」と弁当作りを止めていたような気がします。

呪いを分析してみよう

お弁当の呪いには様々な枝葉があり、そのうちの1つはお母さんの卵焼きではないかと思います。夫は母親を早くに亡くしていたので、余計にお母さんの卵焼きを望んだようです。その呪いはちょっとしたことで壊せました。

どうしてもお弁当を作らざるを得ない人もきっといることでしょう。自分にかけられている呪いの実態をつかんで壊せば、お弁当作りはもっと身近で楽しいことになるかもしれません。楽しくならなくても、少なくとも達成感は得られます。卵焼き風、ぜひ試してみてください。呪いって、自分で自分にかけているのかもしれません。

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