クリスマスイブに発熱した夫でしたが、今朝には平熱に戻りました。しかし、会社を休んでいる以上はやはりコロナかどうかをはっきりさせたいし、喉の痛みも辛いので薬が欲しいと言います。そこで以前、発熱した人は診察しないと言っていたかかりつけ医(夫だけでなく長女も言われた)にもう一度連絡をしてみました。
薬を出してもらえることになったが
抗原検査キットで調べたところ陰性だったことと、現在平熱になっていることを伝えると薬は出せるから家族が取りにくるように言われたのです。夫は家族は濃厚接触者にあたるのではないかと尋ねましたが、抗原検査キットで陰性だったのなら、家族はそこまで気にしないで良いと回答されました。
それで私は薬を取りに行ったのですが、普通に待合室で待たされ、診察室に通されたのです。医師が「今日はご本人が来られないんですか?」と言うので、私は夫の症状とともに医院の事務室とのやり取りを話したところ、医師はこう言ったのです。
それはコロナの可能性が大きいです。抗原検査キットで陰性でもPCR検査で陽性になる人は多いですよ。あなたも濃厚接触者の可能性があるので、院内で待っていてはいけなかったのです!
そして、最後に「院内に入ることはできませんが、ウチでもPCR検査はやっていますよ」と言うではありませんか。散々待った挙げ句に、もう一度自宅に戻り、今度は夫と車で医院に向かい、PCR検査を受けたところ、夫は陽性であるとわかりました。
これで会社への届け出もできるし、薬ももらえて今度こそ本当にホッとしたのですが、一番自宅から近いかかりつけ医のところでできるとわかっていれば、長女もキチンとPCR検査を受けることができたのです。
診てもらえるところがないかと検索しまくって、連絡をしまくって、断られ続けたあの労力は一体なんだったのでしょうか。考えるとバカバカしくなってきます。夫も長女も口を揃えて、事務局では発熱した人は一切診察しないし、院内に立ち入ることもできません、と言われたと言っています。
なぜ、真実が伝わらないのか
私は普段その医院に通院しているため、貼り紙などもよく読んでいました。だから、院内には入れないけれど、車の中などで検査を受けることは可能ではないかと思ったのですが、2人とも取り付く島もない断られ方をした、もう頼まないと言うのです。そして実際に事務局の人も、検査ができるとは口にしなかったそうです。
夫や長女が自分から検査をして欲しいと言えば、事務局の人からも何らかの回答があったのかもしれませんが、具合が悪い時には普段平気なことでも気になって、電話を切ってしまったのかもしれないです。
自分が具合が悪い時、家族に具合の悪い人がいるとき、自分でもわからないうちに平常心を失っているために、相手が言うことを曲解したりすることはあるでしょう。ですが、普段からそういった人たちに接している医療関係者には、大切なことはできるだけわかりやすく伝えて欲しいな、と強く思った次第です。
検査ができるのか、できないのかは大きな違いがあります。これは言い方の問題とも思えません。よく子どもの頃、伝言ゲームというのをしましたが、何人もの口を通すと伝えたことが面白いように変化しました。伝言ゲームは笑えましたが、今回のことはちょっと笑えませんでした。私も濃厚接触者なのに医院に入ってしまったし…洒落になりません。
まあ、コロナだとわかったところで、我が家のかかりつけ医では対処療法しかできないですけどね。でも、もうどうすれば良いのかと悩まずに済むだけ、私のときはちょっと安心です。