とても暑かった今年の夏、本当に秋は来るのかと思っていましたが、ちゃんと冬になりましたね。更年期を迎えて、悩んでいるのは冬のしもやけです。
今年もしっかりなりました
12月になって間もないのに、もう足が痒いです。手はまだ大丈夫ですが、毎日すごく冷たいので時間の問題かもしれません。3~4年前には手のしもやけがひどくなり、腫れて動かしにくくなったので、医者に行ったこともありました。
医者ではヒルドイドクリームをたくさん処方されました。ヒルドイドクリームには保湿するほかに、血行をよくする効果があるため、しもやけにも処方されるそうです。手はよく動かすので、クリームを塗ってもすぐに落ちてしまうため、1日に何回でも塗るようにいわれました。それから漢方薬を飲むようにいわれました。当帰四逆加呉茱萸生姜湯というとても長い名前の漢方薬で、しもやけになりやすい人は秋から飲んでおくとよいと、医者はいっていました。
1日3回、漢方薬を熱湯に溶かして、ゆっくり飲むと効果が上がるといわれましたが、私はこの薬の味がとても苦手で、治したい一心で飲みましたが、毎日が苦行のようでした。飲んでもすぐにしもやけが軽減することはなくて、よくなったな、と思ったら、もう3月でした。これでは薬の効果なのか、春が来たから治ったのかはわからないですね。
そんなことで、医者からは足が遠のいてしまいました。
しもやけからも学ぶ…
もともと若い頃から冷え性でしたが、しもやけになることはそんなにありませんでした。子どもの頃はなっていましたが、大人になるとしもやけは治っていたのです。更年期だから夏はのぼせ上がって汗をかいて、冬はしもやけです。しもやけは命に関わることはありませんが、不愉快でつい文句をいいたくなります。
若い頃、おばさんは文句ばかりいっていると思っていましたが、文句をいいたくなるようなことがたくさん起こっているのだと、今やっと理解できました。どんなことでも、実際に体験してみないとわからないことがあるものです。
今年のしもやけ対策
とりあえず、これからスリッパと靴下は冬用に暖かいものを新しく買いたいと思います。
今は夏のサンダルタイプのものをそのまま履いているので、足が冷えているのかもしれません。
先程の当帰四逆加呉茱萸生姜湯という漢方薬ですが、飲みやすい錠剤になったものがベルクリーン錠という名前で売られているようです。同じシリーズで、軟膏も販売されています。この軟膏にはトウガラシチンキという成分が含まれていて、ちょっと刺激があります。この刺激が、しもやけの痒みを軽くしてくれるように感じます。
我が家に一番近いドラッグストアではなぜか販売しなくなりましたが、とても残念です。興味のある方は試してみてください。冬はこれからが本番です。寒さを甘く見ずに健やかに暮らせるように、気を付けて過ごしていきましょう。