専業主婦、スマホを買う

生活

私は2年以上、携帯電話を持っていませんでした。ずっとキャリアといわれる大手の電気通信事業者のガラケーを使っていましたが、値段が高いと感じるようになりました。母が亡くなり、病院からの電話を待つ必要もなくなったし、子どもの学校で役員をやることもなくなりました。もう携帯電話を持っていなくても、なんとかなるように思えたのです。

携帯電話のここが嫌だった

携帯電話は解約するときに、更新月でないと違約金を取られるので、そこのところは気を付けました。今まで散々料金を支払ってきたのに、最後に1万円近い金額を支払うのはしゃくだったからです。

私はその大手の携帯電話を通算で10年以上使っていました。いわばお得意様です。それなのに、解約のときにまるでこちらが悪いかのような「違約金」を支払わなくてはならないというのは、納得できない仕組みです。この制度があるために、私の心は余計に携帯電話から離れてしまいました。

毎月の料金も6千円ほどかかるのがとてももったいなかったです。私はめったに外出しないのに、通信手段にこれだけお金をかけるのはバカバカしいとすら思いました。

これはガラケーでパケット使い放題にしていたのも原因だったようです。どんなに携帯電話を使っても料金には上限があるので安心でしたが、調べ物や誰かのブログを読むのはガラケーでなくても良かったわけで(自宅のパソコンを使えば良かったのです)、そんなことにお金を使っていたことを今ではとても後悔しています。

再び契約するわけは?

実際に解約してしまうと、毎月の料金や着信があったことを気にしないで済むので、何だか自由になったような気がしてなかなか快適でした。そんな私ですが、夫の度重なる要請でとうとう再び携帯電話を持とうと決心しました。

夫の会社で、緊急連絡先の電話番号を提出したときに、自宅の固定電話の番号にしたところ、もっとつながりやすい、妻の携帯電話の番号を書いて欲しいと言われてしまったのです。夫の職場では昨年、勤務中に同僚の男性が急死しているので、信頼できる緊急連絡先を確保したいということでした。

長女が勤務先で具合が悪くなったときも、最初に私に連絡したかったらしいのですが、それができなかったのも一因になりました。

格安スマホを選んだわけ

最初は夫の勧めでキャリアの系列会社のスマホを購入しようと考えましたが(夫は変わらず、キャリアの携帯電話を使い続けていました)、実際に夫とショップに行って話を聞くと、最初の1年間は以前の料金よりもかろうじて安いのですが、2年目以降は以前の料金と変わらなくなってしまうと言われました。また前のような料金を延々と支払うのかと思うと、気持ちが沈んでいきました。

しかしこれで私の心は決まりました。

ゆみこねこ
ゆみこねこ

格安スマホが良い、格安スマホを契約しよう!

自分のふところと心が傷まない料金でなければ、長い間使うことはできないと悟りました。格安スマホのことをよく知らなかったので、不安はありましたが、時代は変わっています。私はかつてNTT意外の電話会社なんて、すべて胡散臭いと思っていましたが、今そんなことを言ったら、時代錯誤も良いところでしょう。

結局選んだのは?

こうして選んだのが、LINEモバイルです。次女に相談したところ、良いんじゃないかという返事でした。次女はこうも言っていました。

次女
次女

電話とメールくらいしか使わないなら、どこを選んでも大差はないよ。

この言葉で、遠慮なく安いことを第1に考えて決めることができました。ネットで契約をすると後は早かったです。翌日にはもうスマホが手元に届きました。

また、出かけるときには財布とスマホを持って、と気をつけるところから始めなくてはなりません。私にスマホを持って歩く習慣が付くのかどうか心配ですが、せっかくなのでこれからがんばろうと思っています。

スマホを購入したいけど、どうしたら良いのかと思っているなら、まず自分の予算を第1に考えてみると良いかもしれません。

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