お盆にはお金と手間がかかる

お墓 季節

ついさっき、お寺に行ってきました。お盆のためのお金を納めるためです。我が家はずっと曹洞宗のお寺の檀家になっています。曹洞宗では先祖供養のためにことあるごとに塔婆を立てるのが習慣になっています。

塔婆とはこんなもの

塔婆は墓石の後ろに立てる細長い板のことで、宗派によっては塔婆がないこともあるし、長さにも違いがあります。塔婆には亡くなった人の戒名や施主の名前、経文などを書いてもらうので、ちゃんと代金を取られます。そしてその上、供養料や護持会費(檀家としての会費のようなもの)も取られるのです。

毎年塔婆の代金と護持会費はお寺の役員になった人が各家を集金してまわるのですが(供養料だけは自分で払いに行くというしきたりでした)、今年はコロナ対策のために、全額お寺に支払いに行かなくてはなりませんでした。

お寺はコロナ対策で、受付にはビニールシートが下げられていました。受付にお金を出すと素早くお礼の品が出され、すぐに出ていかなくてはならない雰囲気でした。ろくにあいさつもできず、とても居心地が悪かったです。

塔婆は処分に困る

塔婆は以前(20年ほど前)は古くなるとお寺でお焚きあげをしてくれましたが、今はお焚き上げをするとダイオキシンが出るという理由で自分で処分してくださいと言われています。自分でお焚きあげをする(つまり燃やすこと)のは大変ですし、ダイオキシンが出るというのは誰が燃やしても同じはずです。塔婆をゴミに出すのはもっと抵抗があります。

大体塔婆は毎年立てないといけないものでしょうか。処分に困っているせいか、どこの家のお墓にも古くて黒ずんだ塔婆が立っているようになり、お墓全体がうらぶれた感じになっていたこともありました。

現在ではお寺の役員をやっている人たち(自治会の役員のようなもので、檀家の人たちが役員をします)が、好意で年に1度くらいは燃やして処分してくれるようになっています。でも、こんなに処分に困るものを毎年高い代金を支払ってまで、用意する必要はあるのでしょうか。

本当にコロナ対策をするなら

塔婆はお盆の最終日にお寺で渡されます。自分で受け取りに行かなくてはいけないのです。施餓鬼供養が行われる日でもあるので、お寺にはたくさんの人が集まります。とても混み合い、お寺の周りでは渋滞が起こるほどです。本当にコロナ対策をするなら、塔婆を受け取りに行くのも中止するべきでしょう。

私は処分の手間を考えても、塔婆は希望する人だけが手に入れれば良いのではないかと考えます。そうすれば多くの人が集まるリスクは避けられます。

コロナをきっかけに

お盆に手間がかかるのは仕方がないと考えています。年に何回かは亡くなった人のことを思い出すには手間をかけるべきです。でも、省ける手間やお金は省いた方が、これからもお盆にまつわるあれこれを続けやすくなるはずです。

コロナ騒ぎをきっかけに、まずは塔婆のことからお盆が変われば良いと思っています。

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