昨日夫が帰宅するなり、スズメバチに刺されたと言いました。職場のゴルフ場で草刈りをしているとき、左手がチクチクするな、と思い見てみるとまさにスズメバチが刺している最中だったのです。
スズメバチに刺されたのに放置した夫
刺されたのが何時頃なのか知りませんが、夫は病院に行くこともなく、そのまま定時まで仕事を続けました。一度はポイズンリムーバーという名前の器具でスズメバチの毒を吸い出そうとしましたが、刺された場所が手の甲だったため、うまく吸うことができなかったそうです。
それでこれ以上どうしようもないと考えたのでしょう。夫は日頃から若い人が蜂に刺されると大騒ぎするのを小馬鹿にしていましたから、自分がスズメバチに刺されたからと言って病院に行くのを良しとしなかったのかもしれません。
帰宅したとき、夫の左手の甲はパンパンに腫れ上がり、拳が握りにくいほどで、手の骨や筋はまったく見えなくなっていました。かゆい、かゆいと騒ぐので患部を冷やしましたが、冷やすと今度は痛くなるということでした。
当然だけど病院に行った方が良かった
長女が仕事から帰宅したときに夫の手を見て、大変驚いたようでした。そして、すぐに病院ではどんな手当をしてくれるのかを調べてくれました。やはり、蜂の毒が体内に残るのを防ぐために、刺された箇所を強く絞るなど何か対策を取った方が良かったし、針が残っている場合は取り除く必要があります。
場合によってはやけどをしない程度のお湯をかけて蜂の毒を分解することもあるようです(これはときと場合によるようなので、やはり病院にお任せするのが良いでしょう)。スズメバチに刺されただけでショックなのに、手当の方法をいろいろ考えるのは大変です。刺されたらすぐ病院に行く、と日頃から思っていれば、夫の状態も今よりもずっと良かったのかもしれません。
とりあえず、そのまま放置したのは良い方法ではありませんでした。
しかもスズメバチに刺された人は、1度目は何事もなくても、2度目はアナフィラキシーショックを起こす可能性があります。これはアレルギー症状ですが、急激な血圧の低下で意識を失う場合もあり、こうなると命にかかわります。
また新たに心配事を抱えてしまい(それでなくても、最近病気が多い…)、どうしたものかと言う感じですが、これも運命なら仕方がありませんね。次は刺されないように気をつけて欲しいです。
これからは何かあったら、すぐに病院に行くことを徹底して欲しいですが、どうだろう?昨日も「酒を飲むと、腫れが酷くなるから辞めておけば?」と言ったのですが、夫はまったく私の言うことなど意に介さずにいつも以上にビールを飲んでいました。
そして一晩寝ても、ほとんど腫れが引いていません。と言うか、腫れが腕の方にまで広がっているようなのですが、今日は冷却シートを貼って自宅の草刈りに勤しんでいます。
この記事を読んでいる方は、スズメバチに限らず何かに刺されたらまずは病院に行くことをお勧めします。蚊ぐらいなら気にしなくても良いでしょうが…