昨年、久しぶりに夫の職場の健康保険組合で行っている「レディース検診」というものを受けました。前々から気になっていた甲状腺の検査もオプションで受けたところ、橋本病が判明したのです。
それからは月に1度の通院を欠かさず、現在も3ヶ月に1度は血液検査をしているため、正直言ってもう健康診断は受けなくても良いかなと思っていました。
しかし、私の入っている入院特約付きの保険は健康診断の結果が異常なしの場合、結果書類を提出すれば保険料が1ヶ月分無料になるというサービスがあります。収入がまったくない身の上としては、このサービスを利用しない手はありません。
わざわざ健康診断を受けに行かなくても、普段通っている医療機関で受けられる無料の検診もあるからです。
特定健康診査なら気軽に受けられる
夫の会社の健康保険組合では、配偶者に対して人間ドッグを受ける費用を負担してくれますが、その他は私が昨年受けたレディース検診、そして特定健康診査を受けることができます。
レディース検診、特定健康診査はともに無料ですが、レディース検診は予め会場が決まっており、自分が行ける会場の検診を予約します。特定健康診査はレディース検診よりも簡易的な健康診断になりますが、自分の家の近所の医療機関で受けることができるメリットがあります。
健康診断の当日は朝食を食べられないことが多いですが、そんなときに遠くの会場に出かけるよりは、近所のよく知っている医療機関に行くほうが安心でもあります。
予約するのに勇気が必要？
昨年は、現在毎月通っている医院に特定健康診査を予約しようとしたことがありましたが、結構な強さで断られてしまいました。
「予約でいっぱいです。もう無理ですね」と言われたので、私は「〇〇月のこれくらいなら予約できます」などと言ってくれるのかと思いましたが、予約の電話を受けた事務の女性は黙ったままです。
結局私はそのまま「それではもう結構です」と言って、引き下がるしかありませんでした。だから、昨年はわざわざレディース検診を予約することになったのです。コールセンターで仕事をしている長女はそれを聞いて、信じられないと言っていました。普通なら予約できるのはいつかを案内するそうです。
それをできませんと言って、そのままにするのはいかがなものかと言っていましたが、私もまったく同意見です。そうは思ったものの、私は自分の言い方が何か足りなかったのか、どこが悪かったのかと考えて、それからは毎月自分が通っている医院なのに、特定健康診査の申込みをするのが嫌になってしまったのです。
今年は予約できた！
ただ、今回勇気を出して窓口で予約をしようとしたところ、医院の事務は人員が刷新されており、話はとてもスムーズに進みました。ものの5分で予約は終わり、希望通り自分の通院の日に合わせて特定健康診査を受けることになりました。
私の話し方に特に変わりはありませんから、やはりかつて予約できななかったのは事務の人のせいだったのだと初めて思うことができました。『あ～、私が悪いわけじゃなかったんだ』と思うと心が晴れ晴れとするようです。
自分から動かないと健康診断を受けられないのは、何ともハードルが高いですが（会社員なら有無を言わさずに健康診断を受けさせられます）、夫も今年で退職です。後、数年しか夫の会社の健康保険組合での健康診断を利用することはできません。精一杯、利用して自分の健康のためになるようにしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
