自分から言うのは、ワクチンを接種した人

コロナ

お彼岸の前に、夫の叔母が自分の息子とともに我が家を訪れました。久しぶりに会った叔母は、元気そうで口数も多く、楽しそうでした。ワクチンについても話題になり、もう打ち終わったんでしょう?と聞かれました。

私は正直に、我が家では誰もワクチン接種をしていないと答えましたが、その場は一瞬沈黙してしまいました。叔母と息子は驚いたようで、なぜ打たないのか、理由はあるのかと矢継ぎ早に尋ねてきました。

打たない理由を話すのが面倒くさい

親戚だし、隠しても仕方がないと思い、私は夫はワクチンを嫌がっていること、長女はアレルギーがあるため不安なことなどを話しましたが、話しながらも自分がどんどん面倒くさくなっていることに気が付きました。

ワクチンを打つかどうかで、なぜこんなに立ち入ったことまで、自分から話をしているのかと、自分で自分に呆れるくらいでした。

実はいつも私がお世話になっている床屋さんは、お客さんに話を振られたら、ワクチンはもう打ちましたと答えることにするつもりだと言っていました。

嘘はバレたときに面倒だし、信用を失うかもしれません。私は正直に話す方が良いと考えましたが、今回のことで毎回こんなに面倒な思いをするなら、嘘を言うのも仕方がないのかも、と思いました。

面倒だから、ワクチンを打とうと考える人もいるかもしれませんが、本当にみんなはワクチンを打っているのでしょうか?

ワクチンを打っていない人は、自分からそれを人に言いません。逆に打った人は、周りに打ったと言うでしょう。だから打った人の方が目立つのです。

ワクチンを打ったという経験を共有したのでは?

ワクチンを既に接種した人は、きっとその体験を共有したくて、周りの人に話すのでしょう。お互いに大変だったけど、もうすぐコロナ禍の長いトンネルから出られるよ、と確認もしたいのだと思います。打ってない人とはその共有ができないため、ワクチン接種済みの人はつい、「どうして?」と聞きたくなってしまうのです。

そこには、どうしてワクチンを打たないの?の他に、そこにはどうして私と体験を共有してくれないの?という思いがあるはずです。

裏を返せば、私にワクチンを接種したかどうかを尋ねてくる人というのは、私とその体験を共有したいと思ってくれている、好意を持った人なのだと考えることもできます。今までの叔母と私たち家族との付き合いを考えると、私の考え方は多分正解です。

それがわかっていても、私は叔母のためにワクチンを接種して、ともに体験を共有しようという気持ちにはなれません。それはどうしてでしょうか?

落ち着いてワクチン接種ができるまで待ちたい

夫は明確にワクチンを打ちたくないと思っているのに比べると、私はそれほどでもありません。絶対に打ちたくない、ワクチンは悪だと思っているわけではありません。しかし、自分が手間と暇をかけて接種するべき価値が見いだせないのです。

現在、新型コロナのワクチンは以下のような様々な不備を抱えています。いくら無料で打てると言っても、これだけの不備を許すほどの心の広さが私にはありません。副反応も熱が出るくらい、と言っている人もいますが、自分が発熱して苦しいのを誰も変わってはくれません。

  • 予約に手間がかかる(現在私が住んでいる市では、最近まで予約を休止していました)
  • かなり多くの人に副反応がある
  • 完全に感染を防止してくれるものではない
  • 2回接種した人も感染している例が出てきている
  • 異物の混入や打ち間違えなどのトラブルも起きている

もう少し落ち着いてワクチン接種ができるときまで、待っていても差し支えはないだろうと私は考えています。我が家にはお年寄りも乳幼児もいませんから、誰かにうつす心配はしなくても済みます。あくまで自分のことを考えていれば良いのです。

私は日用品の買い物以外は、普段ほとんど出かけません。感染するリスクはとても低いのではないかと思っています。

長い目で見守ってね

私に好意を持ってワクチン接種は終わった?と聞いてくださる皆さん、私は皆さんの気持ちはよくわかっていますから、ぜひ長い目で見守っていただけると幸いです。

皆さんに悪意がないことを私はよくわかっています。私も皆さんに対して「ワクチンなんて面倒」とか「当てにならないのに政府に踊らされている」なんてことは言いません。だからなぜワクチンを打たないの?と理由を深堀りしないでいただけるとありがたいです。

落ち着いてワクチン接種ができるようになった暁には、必ず打ちますと言いたいところですが、そのときには既に感染が収束していたりして…

それにしても、ワクチンを打つ打たないの問題は、結構気まずいです。叔母たちも気まずそうにしていましたから、申し訳なかったです。早くこんなことで気を使わずに済む生活に戻ってきて欲しいですね。

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