最近、自動音声による電話でのアンケートが増えたように思います。つい先程も地球温暖化についてのアンケートのための電話がかかってきました。
電話をガチャンと切ってしまう
これを私は全部ガチャンと切ってしまっています。もちろん、先程もガチャンとやってしまいました。生きている人間が相手なら絶対にこんなことはしません。
相手も仕事だから、やっているんだろう、断るにしてもちゃんと話さなくては、などと考えて一応断りの言葉を伝え、申し訳ないと言って電話を切ります。それを一切せずにガチャンと電話を切ることに、罪の意識すら感じます。
それには3つの理由があった
なぜ私はこんなにも自動音声のアンケートを嫌うのか、自分でも考えてみました。
第一にすごく興味があるわけはないことに、順番に答えるのが面倒だということがあります。回答を選ぶ形式にせよ、ある程度は自分の頭を働かせて考え、自分の考えに最も合った回答を選ばなくてはならない、これが私にはかなり面倒です。
第二に自動音声だとテンポが一定しており、私のペースに合わせてもらえないということがあります。最近では企業のお客様窓口なども音声ガイダンスを採用していますが、かなり間が空いたりするのを辛抱強く待たなくてはなりません。自分に用事があるときは仕方がないと諦めて付き合いますが、アンケートは私が答えたくて答えるのではないため、我慢ができないと思ってしまうのです。
そして第三には、もともと家の固定電話に良い思いがないということがあげられます。固定電話が鳴って、良い知らせだったと言う思い出が私にはほとんどありません。
夫が職場でケガをして入院、長女が交通事故、次女が出先で脳貧血で倒れた、そして昨年は夫の弟が脳梗塞で緊急入院、などすべて固定電話で知らされたために、私は固定電話が鳴ると反射的に嫌だと思ってしまいます。
それでも鳴っているものは仕方がないので、受話器を取りますが、それで自動音声が流れてくると反射的にガチャンと切ってしまうわけです。まあ、言ってみれば腹いせです。
悪気はないのです
一生懸命にデータを集めている方々には申し訳ないのですが、中にはこんな人間もいるのだということをわかって欲しいな～、と思っています。アンケートに答えなくても、悪気はないのです。
本当にもう心臓に悪いし、固定電話はいらないと思うことが多いのですが、夫は意外と電話を使う機会があり、すぐに携帯の料金が跳ね上がってしまいます（カケホーダイのようなプランを使うほどではないのですが…）。
夫にとっては、固定電話からかけるのが、一番安上がりで簡単な方法です。それにお年寄りには、携帯電話よりも固定電話の方が使いやすい人がいるようで、夫の叔母の連絡手段は、もっぱら固定電話です。現在は基本料金も月に500円ほどで済みますから、やはり当分固定電話を解約することはないでしょう。
こんなに固定電話が鳴ってドキドキするなら、ナンバー・ディスプレイを導入すれば、少しは解消されるでしょうか？それでも知らない番号だと、やはりドキドキしますよね？
よろしくお願いします。
