私は毎月、近所の医院に通院しています。橋本病に骨粗しょう症、高コレステロールで服薬しないといけないからですが、ただ薬をもらうためだけに通院するのが、最近は嫌になっていました。
他の医療機関ではどうだかわかりませんが、私が通院している医院では3ヶ月に1度の血液検査以外、診察らしいことは何もありません。その血液検査も看護師さんが行いますから、医師は私の顔を見るだけです。本当にわざわざ医院に行って、長い待ち時間を我慢する必要ってあるんでしょうか。
通院はしたくないけど、薬は欲しい…
ただ、橋本病は長い間甲状腺ホルモン剤を飲まないといけない病気です。以前、10日ほど飲まないでいたら、せっかく基準値になっていた数値が逆戻り。体調も悪くなりました。だから薬だけは欲しいのです。
そんなことを考えていると、9月の通院時に待合室に貼り紙がしてあるのに気が付きました。
リフィル処方箋か長期処方、どちらかが使えれば通院回数が減らせるかもしれません。早速医師に相談してみたところ、言われたのは次のようなことでした。
*薬の量が現在のままで良いか調べるために、3ヶ月に1度の血液検査は不可欠
*血液検査をしたら、翌月は必ず結果を聞きに来て欲しい
つまり、血液検査の翌月の診察で結果を聞いたら、2ヶ月分の薬を処方しましょう、ということです。これだと1年に12回診察を受けていたのが、9回に減ることになります。正直、ちょっと微妙だなと思わずにはいられませんでした。
私としては、診察回数が半減するくらいの結果は欲しかったです。う~ん、これはどちらでも良いのかな…などと思っていましたが、先月の診察時、医師の方から「ゆみこねこさんは、長期処方がご希望でしたよね」と言ってくれたのです。
あまり期待していなかったが
結果としてあまり嬉しくもなく、2ヶ月分の薬を処方してもらって帰ってきたのですが、自宅に着いてから『実際にこれで11月は通院しなくていいんだ!』と思うととても嬉しくなりました。橋本病が判明して通院を始めたのが2022年の8月ですから、2年ぶりに通院が休みになります。
今月は医院に行かなくて良いと思うだけで、自分でも意外なほど解放感がありました。調剤薬局の薬剤師さんが「良かったですね。長期処方はある程度病状が落ち着いていて、薬の飲み忘れもない人でないとしてもらえないですからね」と言ってくれたのも嬉しかったです。
嬉しかったので夫にも話したところ「いいな~。俺も長期処方にしてもらおう」と言っていました。それほど通院が減るわけでもないし、かえって夫は面倒くさがるかと思っていましたが、そんなことはありませんでした。通院の回数を1度でも減らしたいのは、夫も同じだったようです。
それにこうして各々が少しずつでも通院を減らせば、医療機関の混雑緩和にもなるはずです。これからいろいろな感染症がさらに増える時期になりますから、混雑緩和は大切だと思います。
いろいろとお得になるようです
私は単純に調剤薬局での支払いが倍になると思っていましたが、そんなことにはなりませんでした。9月に30日分・1660円だった薬代が10月分は56日分で2150円でした。1日当たりを計算すると、2ヶ月分を1度に処方してもらった方が安上がりになっているような…
これはどうやら調剤薬局では、薬剤そのものの料金の他に、調剤基本料や調剤料といった料金がかかってくることが理由のようです。まとめて調剤してもらった方が安くなるのかな…?
まあ、これで安心して長期処方を利用できるというものです。私の主治医はリフィル処方箋はあまり使いたくないけど、長期処方ならやっても良いという考えらしいです。
通院回数を減らしたけど、医師がリフィル処方箋に対応していないという方は(以前にそういう話をブログで読んだことがあります)、ぜひ、長期処方をしてもらえないか、問い合わせてみてください。
ちょっとのことかもしれませんが、時間もお金も節約になって、何より気持ちが明るくなれるのでおすすめですよ。
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