とうとうクラウドワークスから退会大切だったライティングの仕事を断念する

昨日、クラウドワークスから退会しました。2016年に入会して、1件10円くらいのアンケートから仕事を始めてからもう、7年も経ったわけです。

お小遣い程度の収入だけど、私には大切だった

アンケートを入力しているうちに、WEB上で公開されているサイトの文章を書く、ライティングの仕事を単発でするようになり、そこから長いやり取りをする関係も生まれました。一時はパートで働いているのと同じ位の収入を得ることができ、とてもありがたかったです。

ちょっとメガネを作りたい、Tシャツを買いたいと思った時、自分が自由に使えるお金があるってこんなに楽しいんだ、と実感しました。大型家電を買い替えるときに、自分の収入から代金を出せるのも、素直に嬉しかったです。

私は夫の収入で自分のものを買うのが、実は心苦しかったんだと初めて気がついたように思います。そんなに大切だったクラウドワークスでのライティングをなぜ私は辞めたのでしょうか。

理由は単純に仕事が取れなくなったからです。クラウドワークスで紹介されている仕事も、以前より文字単価の安い仕事ばかりになっているように思えます。以前よりも安い仕事でも、やらないよりはマシだと思って応募したこともあります。

しかし、断られてばかり。断られるだけならまだしも、別の仕事に誘導されそうになったり（詐欺案件の常套手段です）、もともと安い案件なのに、さらに賃金の値引き交渉をされたりと不愉快なことが増えました。

まだ仕事があったときにも、何度も「もう無理なのではないか」と思ったことがありました。雇い主の欲しい文章を書くことができていない、と思わされることが続いたのです。

自信を失っていた私でしたが、心を切り替えて別の仕事を見つけます。今度こそ頑張ろうと思っていましたが、私が見つけた雇い主は信頼できる人物ではなく、これが最後の仕事になりました。

雇い主はなんだかんだと理由をつけて、賃金を支払おうとせず、ライターたちが抗議する騒ぎとなったのです。

結局私の書いた文章は、どこかのサイトで公開されているにもかかわらず、原稿料をいただくことはできませんでした。クラウドワークスの本部に事の顛末を伝え、抗議をしましたが、別にクラウドワークスは警察でもなんでもありません。

たとえ、雇い主に注意をしてくれたところで、法的効力はなにもありませんから、結局事態が変わることはありませんでした。

別に何百万円も騙し取られたというわけではありませんが、私には仕事をする力だけではなく、人を見る目もないんだと思うと、すっかりやる気を失ってしまったのです。

その後も漫然と過ごすよりは、と考えてクラウドワークスの求人をチェックし続けたのですが、先程も書いた通り、まず仕事がありません。それでも仕事をチェックして、早く応募しないと、と思い続ける気持ちは変わりません。

そのうち、それを重荷に感じるようになったのです。始めた頃は、あんなに楽しかったクラウドワークス。早くパソコンの前に座るために、家事を急いで終わらせようと毎日頑張っていたっけ…昼ごはんを食べることも忘れて取り組んでいたのに、今やもう重荷でしかないのです。

私はクラウドワークスをのぞいてみよう、と思うだけで気が重くなっていました。結局、一度リセットしてみよう、こう考えて退会手続きをしました。

ライティングの仕事をするときのために、とフリー画像を入手できるサイトやビジネスチャットにも登録していましたが、これらもすべて退会。今はさっぱりしたと同時にどこか寂しい気持ちでいます。

今、我が家は夫が退職したばかりで、収入が激減。今こそ私が少しでも収入を得る道を考えるときです。家でできるライティングで、収入が増やせるならこんなに良いことはないと思っていましたが、別の方法を考えた方が良さそうです。

今の気持ちを一言で言うと、かつてパートを辞めたときの気持ちにそっくりです。

家でできることだからと、気軽に考えていましたが、それなりの期間続けていたことだし、挫折感を覚えるのは仕方がないのかもしれません。私にとってライティングって、かなり重要な存在だったんだな…と感じています。

しかし、また新しいことを始めてみたいです。何か見つけなきゃ！

よろしくお願いします。