まったく備蓄をしていない私の言い分・どれだけやっても安心ということはないのではないか

備蓄のあるべき姿 生活

最近、トップブロガーさんたちのブログを読んでいると、災害時に備えて備蓄をしているという話が多いと感じます。皆さんかなり本格的で、食べ物だけにとどまらず、日用品や蓄電池まで備えているようです。

備蓄はやらないより、やった方が良いに決まっていますから、私も家庭の主婦としてはやるべきなんだろうな~、と思っています。しかし、いろいろなブログ記事を読んでいると、私は防災のための備蓄をほぼやっていない人になっているようです。

ちょうどよい備蓄は難しい

なぜ私は備蓄をしないのか、それは私自身が面倒くさい人間で、何か買いだめをすると早く使ってしまいたい、という気持ちに支配されてしまうこと、そして家の在庫がなくなったときにスムーズに補給する自信がないことが原因だと思います。

なぜ在庫の補充がスムーズにできないのかと言えば、私は買い足すときに不安になるからです。これで足りるのか、すぐになくなってまた買い足したくないから、もう少し買っておこうかという気持ちが大きくなってきて、どれだけ買っても安心できず、結局買いすぎになることがあります。

反対にこれだけあるから、まだ大丈夫だろう、と買い足しをせずにいて、在庫がすっからかんになってしまうこともあります。常に家に一定量の備蓄をしておくことが私にはとても難しいのです。肝心のときにすっからかんでは備蓄になりませんし、反対にあまりにも多すぎると、普段の生活を圧迫すると思います。

だから、家に災害用の備蓄という名目のものは何一つとしてありませんが、買い控えだけはしないようにしています。

買い控えや先延ばしをしない

東日本大震災の直後、流通が止まり、一時期店頭からお米が姿を消したことがありました。実は大震災の当日、偶然お米が足りなくなった私は、PTAの会合の後にわざわざ車でお米屋さんに寄ったのです。その時、普段なら10kg買うのに、財布の中身が寂しかったこともあって半分の5kgしか買いませんでした。

先延ばしできる出費はなるべく先に延ばそうとしてたから、買い控えをしてしまったのですが、そのときいつもと同じだけお米を買っていたら、その後どんなに心強かっただろうと思わずにはいられませんでした。結果として、お米が足りなくて困ることはありませんでしたが、わざわざ自分から買い控えて困るよりは、どんなものでも自分が考えた通りに買おうと思うようになりました。

車のガソリンも値段を気にせず入れるようにしています。やはり東日本大震災のときにガソリンが不足して困りました。ガソリンについても、当時私はそろそろ入れなくてはならないとわかっていながら、もう少し大丈夫だと考えてしまったのです。私のケチな根性のせいで、ずいぶんと不安な日々を過ごさなくてはなりませんでした。

今でも、今は高いから様子を見ようかな、などと思わないでもありませんが、そんなことをしているうちにスタンドに行ってもガソリンが入れられなくなるかもしれません。

わざわざ多く買おうと思ったりはしませんが、買おうと思ったときには先延ばしせず、買いたい量を買うように心がけています。

我が家はまるで無防備ではない?

ペットボトル飲料も日頃から常備しています。我が家の水道水で麦茶を作っても美味しくないため、ずいぶん前から2Lのものと500mlのものを1箱ずつ買っています。普段から用意しているお菓子類、インスタント麺、お餅や缶詰なども非常食になるでしょう。

いまだにキッチンでプロパンガスを使っているのも、普段は不満ですが(ガス料金が高いからです)、災害時には心強いです。災害時にはプロパンガスは復旧が早いと言われているからです。

そう考えると、我が家はまるで無防備だということもないような気がしますが、これは私が楽天的すぎるのでしょうか。

まあ、いくら備蓄をしておいても家が倒壊してしまったら、備蓄を取り出すどころではなくなるはずですし、そんなことになったら私の命はなくなっているかもしれません。この先私は災害に遭うかもしれないし、遭わないかもしれませんが、どちらかわからないことで右往左往していても仕方がありません。

それよりは、過去の教訓を今に生かした上で、今現在をしっかり生きるようにした方が良いでしょう。私のような人間は多分いくら準備をしていても、いざ災害が起きればパニックになるに違いありません。今を一生懸命生きて、積み重ねられるものがあるのではないでしょうか。いざというとき、少しでも動じない人間になりたいと思います。

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